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はじめての台湾旅で、もしどこに行くのか迷っているのなら永康街はいかがでしょう。 MRT東門駅5番出口を出るとすぐに街歩きがはじめられ、目の前の信義路から東側を見ると台北101も眺めることができます。 小籠包の有名店「鼎泰豊」の本店をはじめ、マンゴーかき氷、台湾茶、カフェ、台湾コスメなどなど、ガイドブックで見かけるあれこれがここでは揃います。シンプルな1本路で迷うことはありませんが、路地にもまた小さなお店が色々あるので、ちょっと冒険してみるのもあり。リピータも通う人が多い、台湾らしさを味わえる楽しいストリートです。 今回ははじめての台湾旅でも間違いなく楽しめる永康街の外さない店をオトナタイワンセレクトでまとめました。

東門駅 (台北市) | 5分

MRT東門駅5番出口を出るとそこはもう永康街です。 無駄に歩く必要がないのもこの街の魅力。 目の前の大きな道路は「信義路」。東側を向くと台北101を眺めることができます。 信義路の向かい側は東門市場。休日の午前中は人出も多くかなりの活気です。 台湾の伝統市場に興味があれば、東門市場をぶらぶらしてみるのも楽しいですよ。

鼎泰豊(ディンタイフォン)信義本店 | 2時間

(店舗写真画像参照:https://www.dintaifung.com.tw/jp/store.php) 5番出口を出ると、早速あるのが鼎泰豊。 いつでも人だかりができているので、すぐにわかるはず。 熟練の技で作られた繊細な小籠包はやはり一度は食べたいもの。 ピーク時は2時間待ちなどもありますが、アプリがあれば待ち時間と現在の整理券番号がわかるので、受付をしてから永康街でショッピングしながら時間をつぶすことができます。 鼎泰豊は日本語のわかるスタッフさんがいるので、言葉がわからなくても美味しい食事ができる安心感があります。 確実に美味しものが食べたいときにはやっぱり外せない店。 注意点はカードが使えないので、食事の際は現金を用意しておく必要があります。

小茶栽堂 Zenique-永康旗艦店 | 1時間

(店内写真画像参照:https://www.zenique.net/) 小茶栽堂 は台湾茶の専門店。 永康街のこのお店はフラッグシップショップなので、品揃えも雰囲気も素晴らしく、洗練されたパッケージに入った台湾茶が購入できます。 個包装のティーバッグ6袋が客家花布柄などがデザインされた綺麗な箱に入ったものは人気商品。 個包装ひとつひとつにも同じデザインが印刷されているので、ばらまき用にもおすすめです。 お茶以外にも台湾茶を使用したパイナップルケーキ、ケーキ、ソフトクリームなども販売。カラフルなマカロンにヌガーをサンドしたお菓子は2個入りで色合いも可愛らしく、台湾茶と組み合わせてプチギフトにするのもぴったりです。

東海萊姆園(東海ライム店) | 1時間

少しだけ路地に入ったところにある東海萊姆園(東海ライム店)はドリンクスタンド。 店内にカゴに入ったままどっさり置いてあるライムをみるとわかるのですが、こちらのライムは大きくレモン色をした楕円型。日本では見たことのない巨大レモンのようなライムで、ふわっと爽やかないい香りが漂っています。 ライムだけのドリンク(原味・オリジナル)のほか、パッションフルーツやパイナップル、ローゼルなどとブレンドしたメニューなどもあり、暑い日などはこれを一口飲むだけですっきりとした気分になりますよ。レモン色のカップにはなぜかブルースリー。オーナーがファンらしいです(笑)。

天津蔥抓餅(ティェンシンツォンジュアビン) | 15分

天津蔥抓餅はベトナム料理屋さんの前にある行列のできる屋台。 パイのようにさっくりとした葱入りの生地に卵、ハム、チーズなどお好みの具材を挟んで仕上げてもらいます。 へらを使って、生地をたたくように小刻みに空気を入れていくのが特徴で、目の前で作られるところを見ているだけでも見たことのない調理法にワクワクします。 ちなみに屋台があるベトナム料理屋さんも美味。店内は台湾人で賑わっている人気店。すぐ向かいにも2号店があります。

来好 LAI HAO 台湾特色礼物、伴手礼、紀念品送礼厳選 | 1時間

天津蔥抓餅の前にある路地を少し進むと人気のお土産店「来好」があります。 ビールグラスやポーチやピンバッジなど来好オリジナル商品は台湾らしいモチーフをオシャレにデザインしてあるので、こまごまとした可愛いものが好きな方にはときめくものがいっぱいあるはず。 雑貨以外もミニサイズのパイナップルケーキやドライフルーツなど、ほどよいサイズの食品も色々あるので、とりあえずお土産をどこで買おうか迷ったら、来好を目指せば間違いありません。

思慕昔(スムージー)本館 | 1時間

昔から永康街でマンゴーかき氷と言えばここ「思慕昔(スムージー)」。 メインストリートのちょうど中間くらいの位置にあります。 マンゴー風味のふわふわかき氷「雪花冰」にたっぷりマンゴー、そしててっぺんにはマンゴーアイス。ボリュームもたっぷりで、ザ・マンゴーかき氷といったビジュアルのかき氷が年中楽しめます。 マンゴー以外にもタロイモピーナッツや烏龍茶風味など台湾らしいフレーバーが揃っているので、マンゴーが苦手な方でも大丈夫。台湾は冬が苺が旬なので、冬季はイチゴかき氷が楽しめます。

春一枝氷棒舞味食品 | 1時間

一見そのまま通り過ぎてしまいそうな普通のお菓子さんといった感じのお店なのですが、よく見ると日本人に人気のポンフーのピーナッツ菓子「花生酥」や花蓮のお土産で人気のスティックラスク「花蓮縣餅 奶油酥條」、新竹のピーナッツバター「新竹福源花生醬」などが置いています。 これらの商品もまた、どこにでもあるというわけではないので、ラインナップが密かにあなどれないお店です。

沁園 | 1時間

沁園はお茶の専門店で、お茶の美味しさから日本にもファンが多いお店です。 ティーバッグのものなど、買いやすい商品も多く、筆文字でお茶の名前がかかれたパッケージもシックで素敵です。 台湾茶のほかには日月潭紅茶やこちらのお店はプーアル茶でも有名。 お茶請けにぴったりの茶梅や可愛らしい茶器も揃っていますので、安心していいお茶を買うなら沁園さんも間違いのないお店です。

姜心比心 | 1時間

姜心比心は台湾産の良質な生姜を原料にしたコスメブランド。 石鹸やシャンプーハンドクリームなど普段使いできる自然派の商品が揃います。 ナチュラル感のあるシンプルでお洒落なパッケージも素敵で、生姜の成分とそのアロマを活かした商品はリラックス効果が魅力。 ユーカリやラベンダーなどの様々な精油と組み合わせた商品も展開していて、好みで香りを選べるのも嬉しい。使っているだけで癒されますよ。 筆者はユーカリとブレンドしたアロマオイルやシャンプー、入浴剤などを使ったことがありますが、どれもリピートしたくなる満足度でした。

好公道金雞園 | 2時間

姜心比心のすぐ隣にある好公道金雞園もまた小籠包が人気のローカルレストラン。 場所柄外国人の姿も目立ちますが、安くて美味しいことから台湾人の利用も多いお店です。 鼎泰豊よりもリーズナブルで、小籠包もぽってり大き目。 しっかり出来たてが蒸篭で運ばれてくるこちらの小籠包も熱々を頬張れば、肉汁がたっぷりでたまらない美味しさです。 小籠包のほかには点心や麺、お粥、メインとおかずがごはんにのった定食のようなプレートものにスープなど、1人ごはんでも注文しやすいラインナップ。店員さんの日本語は不可ですが、日本語メニューがあったり、オーダーも記載式なので利用しやすいお店です。

成真咖啡 台北永康店 | 2時間

ちょっと一息つきたくなったら、姜心比心の手前にある路地を曲がって少し行けば、メニューも豊富でコーヒーが美味しい成真咖啡があります。 2017年に台中に1号店を開き、その後台南、台北とどんどんお店を増やし、現在台湾には14店舗ほどある勢いのあるカフェなのですが、永康街のお店は北欧風のインテリアで席数も多いので、気軽に利用しやすい雰囲気のお店です。 アフリカから直接買い付けた豆を使用し、売り上げをまたアフリカに寄付するなどコーヒーが社会貢献にも繋がる取り組みをしています。 焙煎師などはその世界でのチャンピオンが在籍していることもあり、コーヒーの味も美味。 ストレートやラテなどもいいですが、特に「創意珈琲」というカテゴリーのドリンクはここならではのアレンジコーヒーを楽しめます。ライチとバラのコーヒー「花漾瑰蜜」はプレゼンテーションも楽しく、動画や写真映えする1杯なのですが、味もしっかり美味しいのでおすすめ。 スイーツはふわふわのスフレパンケーキが看板メニューです。

Stop By Tea House | 1時間

台湾らしく台湾茶で一息つきたいときには金雞園から2本目の路地にある「串門子茶館」がおすすめ。 まさに隠れ家的茶芸館といった雰囲気の店内で、茶器を使用した本格的なお茶の時間が楽しめます。 メニューには日本語も記載してあり、淹れ方なども書いているのではじめてでも大丈夫。 暑い日にはアイスティーもおすすめなのですが、3種のお茶が試験管に入った「青春三泉」は高山金萱茶、凍頂烏龍茶、東方美人茶の飲み比べができます。 茶菓子はどれも一口サイズの可愛らしいものばかり。 伝統的なものや創作系など種類も豊富で、丁寧に作られた手作りの味を楽しめます。

白水豆花 台北永康 | 1時間

金色の器からしてこれまでの豆花店とは違う雰囲気を醸し出している白水豆花。 こちらは宜蘭発祥のお店です。 店内も黒を基調したシンプルだけれどシックな雰囲気でまさに大人の豆花店といった感じ。 カウンター席とテーブル席があり、カウンターから見える豆花を乗せた電鍋がとても印象的です。 ここの特徴はいくつもあり、まずは素材へのこだわり。 豆花は宜蘭雪山新鮮の新鮮な湧き水を使用し、台灣東岸太平洋深層海水を使用したにがりで豆乳を固めています。 トッピングはタピオカをのせた「麥芽糖花生粉圓豆花」と薬膳食材でもある桃の木の樹液を固めた桃膠(タオジャオ)をのせた「麥芽糖花生桃膠豆花」の2種類。 どちらも仕上げに麦芽糖とピーナッツの粉をかけ、パクチーを添えて完成。 黒糖のシロップは別添えでいただけるので、最初は何もかけずに食べ、そのあとお好みでシロップの風味を楽しんでとのこと。 桃膠、ピーナッツ粉、パクチーのトッピングは他では見たことがありませんが、伝統的な台湾スイーツでピーナッツ粉とパクチーをタロイモアイスと一緒に包んだクレープ的なデザートというのがあるので台湾の人にとっては馴染みのある組み合わせ。台湾らしい素材の融合はバランス感もよく、特別感のある1杯をいただけます。

Soypresso | 1時間

豆花続きですが、永康街をずっと歩いてくると金華街という交差点にでます。 その交差点前にある二吉軒豆乳もまたおすすめの豆乳店。 台湾でも大人気の日本人イラストレーターNoritakeさんののぼりが目立つおしゃれなお店は、豆乳のバリエーションもノーマルのほか、タロイモ、ごま、抹茶、いちごなど試してみたくなる美味しそうなものばかり。ボトルに入っているので、気軽に持ち帰ることもできます。 こちらは豆乳だけではなく、豆花や豆乳ソフトクリームなどのスイーツも楽しめるのですが、お店で作った新鮮な豆乳で作られているので、こちらも間違いのない美味しさ。 座席は店頭のカウンターのほか、2階もカフェのような空間になっているので、ゆったり食べていくことができます。

手天品 | 1時間

永康街からはやや外れますがここまで来たのなら絶対に立ち寄りたいのがお菓子屋さんの「手天品」。 日本人のファンも多く、材料にこだわりお母さんたちが丁寧にひとつひとつ手作りしたお菓子はパイナップルケーキやクッキーなど焼き菓子が中心。 小さなショップに並ぶ誠実そうなお菓子は素朴で、何個でも食べたくなる味。シナモン風味の渦巻き模様の薄焼きやビスコッティ―はここならではの美味しさ。 食にこだわりがある方へのお土産にもおすすめです。

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情報提供元: Funliday
記事名:「 はじめての台湾旅・永康街の外さない店15選