エイチ・アイ・エス(HIS)は、新規プロジェクト「ホテル・旅館再生支援」第1号として、粟津温泉の辻のや花乃庄を取得し、7月に「満天ノ 辻のや」として開業する。



客室数は新館、旧館合わせて63室。大浴場の改修や、庭園、展望台、プール、テニスコートの整備、ドッグランを新設し、7月より新館の客室のみで営業を行う。運営は子会社のH.I.S.ホテルホールディングスが担う。予約受付開始やウェブサイト開設は4月、全館営業は旧館客室の改装終了後の12月からを予定する。



辻のや花乃庄は、開湯1300年と北陸最古の名湯である栗津温泉の源泉を持ち、敷地内には栗津川が流れる。2018年には第76期将棋名人戦七番勝負第2局の開催地にもなった。



アクセスは、JR北陸本線小松駅から車で約20分、北陸自動車道小松IC(インターチェンジ)から車で約20分、小松空港から車で約20分。



H.I.S.ホテルホールディングスは石川県内で、金沢香林坊、小松駅前の2軒の「変なホテル」を運営しており、ビジネス客と観光客両方の集客を視野に入れる。

情報提供元: Traicy
記事名:「 チェック済:HIS、粟津温泉の辻のや花乃庄を取得 「満天ノ 辻のや」を7月開業