日産グループはこれまでも、新型コロナウイルスに関わる医療現場への支援の一環として、感染疑い患者の方などの移送用や医療資材運搬用の車両を各自治体の要請に基づき、提供してきた。神奈川県には、昨年4月に医療物資輸送用車両11台を提供し、約2カ月間、軽症者受け入れ施設と病院や保健所間で物資の輸送、また、医療従事者や保健所職員などの移動用として活用していただいている。
さらに日産グループでは、不足する医療防具の支援として、各事業所で保有する3Dプリンターを活用して製造した医療用フェイスシールドや、物流用の梱包資材を利用して制作した医療用ガウンを、昨年、各自治体を通じて医療現場に提供している。
今回実施した寄付は、新型コロナウイルス感染者の診断や治療に尽力されている医療・福祉関係の皆さまに心を寄せ、敬意を表して実施するもの。日産自動車は、自社内の感染の発生、拡大防止に努めるとともに、「人々をより良い世界に」という信念のもと、引き続き自治体や関係者の皆さまと連携して感染拡大の抑制に取り組んでいく。