亀有エンジンワークスでは、これまでフルチューンエンジン用の77度を筆頭に、さまざまなハイパワー指向のカムを開発し多くの実績を残してきているため、そちらのイメージが強いが、森さん自身の経験では、まだチューニングを始めたばかりの頃に輸出用の“68”カム、通称“青カム”を組んで初めて味わった「発進でタイヤが鳴った」ことに感動したのをきっかけに、ずっとトルクレスポンス重視のカムの構想を温めていたんだそうだ。
これまではゼロヨンや周回のタイムアタックなどハイパワー指向のカムが主流だったが、ここ数年でストリート向けのチューニングの需要が高まってきたのを感じたので、満を持して新作カムとしてリリースすることになったというわけだ。
さらに詳しく知りたい方は2021年2月発売のG-ワークス4月号をご覧下さい♪