先日、「緊急事態宣言」に伴う業務縮小の影響で、今、運転免許の更新手続きが停止され、その補償策として申請者を対象として有効期限の延長が行われていることはお伝えしたが、なんと、運転免許交付業務も、全面的な業務停止となってはいないものの、この時期に免許とるのは、なにやら一筋縄ではいかないようですよ!

理由はどうあれ、受験するならすべては自己責任、だそうです!

「緊急事態宣言」が発せられてから、はや1カ月半。ようやく、5/31まで緊急事態措置の実施対象である東京都等を除く39県に関しては解除されたが、それでも各公共機関の混乱ぶりは、当分、続く見通しとなっている。




 不安な事柄を数え上げればきりがないが、例えば、「宣言」前に自動車学校を卒業し「卒業証明書」等を手に入れたものの、「3密」が起こりやすい運転免許センターでの学科試験受験をあえて見送っていたドライバー予備軍にとっては、「証明書」の有効期限(1年間)が切れるまでに受験できるのか、気が気ではないはず。もちろん、「宣言」以降も運転免許交付業務自体は停止されているわけではないが、各都道府県とも「受験の自粛」を要請しているというのも事実。特に有効期限が迫っている場合、一体、どうしたら?




 ちなみに、今、勇気を振り絞って受験しに行ったら、果たして、通常通り受験できるのだろうか?




 そこで、運転免許センターのホームページを見て見ると、何やら不穏な文字が…。




「理由によって対応します」




 つまり、「免許を取得したいから」というのは理由には該当せず、コロナ禍の真っ最中の今、受験する「理由」が必要というわけだ。一体、その「理由」とは?




 さっそく、運転免許センターに問い合わせてみると、回答は以下の通り。 

「現在、当センターでは、「3密」が起こらないように試験を実施するなど、できる限りの感染対策を施したうえで、学科試験や技能試験を実施していますが、例えば、就職にあたって免許取得が不可欠な場合など、特殊な事情で急を要する以外は、できるだけ時期を待ってから受験するようにお願いしています。それでもどうしてもという方は、「今でなければいけない理由」を考えてから来ていただきたい。ただし、いずれにしても自己責任ということでお願いします。」




「自動車学校の卒業証明書や修了証明書などは、手続きをしていただければ、有効期限の延長措置を行っています。期限が迫っている方は、ぜひ、それを利用してください」

 まっ、「自己責任」はある意味、当然だが、いずれにしても合理的な「今でなければいけない理由」というのはなかなか考え付かないもの。例えば「1年の内休みがその日1日しかない」と言ったら納得してくれるのだろうか。




「宣言」解除により、各県では運転免許関連業務を次々と再開しているようだが、特に未解除の都道府県在住者は、とりあえず、卒業証明書等の期限延長措置を利用してほしい。詳しくは各都道府県警のホームページを参照のこと!(仮免許の有効期限延長も可!)




例:警視庁ホームページ https://www.keishicho.metro.tokyo.jp/smph/menkyo/oshirase/corona_tetsuzuki.html

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情報提供元: MotorFan
記事名:「 早く運転免許をゲットしたい! でもちょっと待て、コロナのおかげで、試験受験時に必要な理由って、どんな理由?