ボディサイズ:3ナンバー


乗車定員:5名


就寝定員:2名


電源:有


全国納車:可


価格:427万8960円〜

五代目として2016年8月に登場した現行セレナ。Vモーションのフロントグリルなど日産新世代のグローバルランゲージを導入。撮影車は「ハイウェイスター(FF)」だが、5ナンバーボディの標準車である「X」も選択できる。もちろん、FF/4WDも選択可能で、それぞれに標準仕様、キャンプパック、プレミアムパックの3タイプを設定する。

コックピット

セレナは全方位での視界が良好。特に運転席と助手席のガラスエリアが広いので、アイポイントが高く感じられ、余裕を持って運転することができる。「ハイウェイスター」では、スポーティなガングリップタイプの本革巻き3本スポークステアリングを標準装備。

座席



運転席にはシートリフターが装備されているので、小柄な女性でもドライビングポジションを合わせやすい。シート生地はジャガード織物/トリコットのほか、オプションでグラデーション織物/合成皮革のプレミアムインテリアが用意されている。後席の中央にはスマートマルチセンターシートを装備。前席までスライドさせることができるなど、様々なシートアレンジが可能。そんな多彩な機能の純正シートを「MR-2」ではそのまま活用することができる。

ベッドから天井までの高さ:855㎜ ベッドから床面までの高さ:400㎜ ベッドの厚み:40㎜

2列目シートを前方に倒してベッドマットをセットすれば、全長1980×全幅1300(最狭部1050)㎜のフラットなベッドエリアが完成。ベッド下の空間は荷物を置くスペースにも活用できる。ベッドの高さはハーフバックドアの下枠に合わせているので、バックドアを開けて、寝転がりながら景色を楽しむこともできる。

ベッド収納&走行時

後席の上に置くベッドマットは、走行時には荷室側へスライドさせて重ねて載せる。ベッドにしたい時も後席を倒して、ベッドマットを載せるだけ。
キャビネット側のマット2枚を外してテーブルをセットした状態。シンクを使う時や荷室を広く使いたい時に快適なアレンジ。


前方のベッドマットが左右で分割されているので、後席に1名座る状態を確保しながら、もう片方をベッドとして使うことができる。
こちらは逆パターンのレイアウト。ベッドマット4分割はセレナをベースとする場合のみに可能な形状で、トヨタ車ではできない。


うれしい装備

助手席側キャビネットに配置される各種スイッチ類。メインとサブバッテリー切り替え、インバーター、AC100Vコンセント、USBポートを備える。

シンクの下には給排水用の5ℓサイズのポリタンクを内蔵。女性でも手軽に持ち運べるサイズなので、いつでも給排水ができる。

「プレミアムパック」や「キャンプパック」に標準装備されるカーテン。標準仕様にはプラス8万5320円で取り付けることができる。

小型サイズのシンク&フォーセット&給排水タンクは助手席側キャビネットに標準装備。水まわりの必要ない方にはレスタイプの「MR-S」も設定する。

リヤゲートの助手席側に配置される防水仕様のAC100V外部入力。オートキャンプ場など電源を確保できる場所でバッテリーを使わずに電化製品を使える。

車中泊をレベルアップしてくれるディープサイクルサブバッテリーや2000Wインバーターなど電装システムはフロア下のスペースに収納。

車内を暖めるFFヒーターはオプション



冬場や標高の高い場所での車中泊で必需品といえるのがベバスト製FF式ヒーター。「プレミアムパック」を含め、セレナではオプション設定となっているが、これは必要ないという考えではなく、FF式ヒーターの機能を十分理解してもらって、必要だと思う方が装備してほしいという同社の考えから。


簡易キャンパーのすべて No.3

愛車を選ぼう!!


本格的なキャンピングカーよりも手軽な価格で購入できて、通勤や買い物といった通常の足にも使える車中泊対応の「簡易キャンパー」を特集した第3弾が登場。


ミニバンや軽自動車、そして簡易キャンパーのベース車両として最も高い人気を誇るハイエースなど全37台のショップ制作コンプリートカーを紹介。ベッドキットの広さや様々な装備の使い勝手などを見比べることができます。




定価:864円 (本体価格800円)

情報提供元: MotorFan
記事名:「 【簡易キャンパーで遊ぼう!】日産セレナ〈Van Revo/MR-2セレナ ハイウェイスター プレミアムパック〉