ベントレーのビスポーク部門、マリナーから日本のために作られたベンテイガが発表された。日本の寄木細工にヒントを得た加工が施されるなど、マリナーならではの特別な1台となっている。

オーナーの細かな注文を受けてスペシャルな1台を作り上げるベントレーのパーソナルコミッショニング部門、Mulliner(マリナー)。そのマリナーが日本市場のための特別なベンテイガを完成させ、このたび東京でお披露目された。




Bentayga A Limited Edition by Mulliner Exclusively for Japanと名付けられたこのベンテイガは、マリナーによって内外装にスペシャルな仕上げが施されている。まずボディカラーはポーセリンと呼ばれるベージュ系のシルバーで、そこに22インチのマリナーパラゴンホイールを合わせる。このホイールはセンターキャップが常に正立しているという凝ったものだ。他にもブライトクロムマトリックスグリルを装着し、ドアにはユニオンジャックのエンブレムも輝いている。

インテリアに目を向けると、ホワイト系のレザーにキャメルのステッチなどで明るく繊細な雰囲気。




そして最も目を引くのはパッセンジャーシート前のパネルに施された凝った細工だ。これは日本の寄木細工にインスパイアされたもので、ブラックチューリップとメープル、そしてマザー・オブ・パールという3種類の素材を複雑に組み合わせたもの。まさに職人技と呼べる仕上がりで、完成までに3ヶ月を要したという。

このBentayga A Limited Edition by Mulliner Exclusively for Japanは10台の限定で価格は3086万円。デリバリーは2019年第一四半期の予定だ。

情報提供元: MotorFan
記事名:「 ベントレー・マリナーから日本限定10台の特別なベンテイガ登場