JR東日本・JR北海道は、北海道新幹線 新青森~新函館北斗間を2016年3月26日に開業するのに伴い、在来線の寝台特急「カシオペア」、急行「はまなす」、特急「スーパー白鳥」「白鳥」の各列車を廃止すると発表した。


寝台特急「カシオペア」は、1999年7月から運行を開始。客室は2名用A寝台個室で、「北斗星」が8月に廃止された後、寝台特急では唯一機関車牽引する列車となっていた。1988年に青函トンネルが開通して以来、本州と北海道を結んできた寝台特急はすべて姿を消す。



急行「はまなす」は1988年から運行を開始。夜行急行列車として14系客車および24系客車を使用し、自由席、指定席、B寝台車を連結。指定席車のうち、グリーン車座席を転用した「ドリームカー」や横になって就寝できる「のびのびカーペットカー」が設定されている。北斗星が定期運行を終了した後、唯一客車の定期列車である。





特急「スーパー白鳥」「白鳥」は、2002年12月の東北新幹線八戸開業を機に、八戸~青森~函館間で運行を開始。2010年12月の東北新幹線新青森開業に伴い、新青森で東北新幹線と接続する特急として現在の運行となった。「スーパー白鳥」はJR北海道所属789系、「白鳥」はJR東日本所属485系で基本的な停車駅は変わらない。

詳細はこちら




情報提供元: Ex-Train