明日21日は西高東低の冬型の気圧配置が強まり、北陸など日本海側を中心に大雪になる所があるでしょう。全国的に北よりの風が強く、日差しの出る太平洋側も春の嵐になりそうです。暴風や高波に警戒してください。

●明日21日 太平洋側でも暴風や高波に警戒

春分の日の今日20日は、低気圧が発達しながら東日本付近を通過し、上空にこの時期としては強い寒気が流れ込んでいます。あちらこちらで雨が降り、日本海側や標高の高い所では雪が降りました。山陰では午前を中心にカミナリが鳴ったり、アラレやヒョウが降った所もありました。

明日21日は低気圧が日本の東へ移動し、さらに発達するでしょう。日本付近は西高東低の冬型の気圧配置になり、上空にはこの時期としては強い寒気が流れ込みが続きそうです。
山陰から東北の日本海側は雪の降る所が多く、山陰から北陸、関東甲信の山沿いを中心に大雪になる所があるでしょう。上空の寒気の強まりによっては、警報級の大雪になる地域が広がるおそれがあります。大雪や路面の凍結による交通への影響に注意・警戒し、着雪やなだれに注意してください。

全国的に北よりの風が強く、海上では波の高い状態が続くでしょう。日差しの出る太平洋側も、関東や東北を中心に暴風や高波に引き続き警戒が必要です。

●23日~26日 前線停滞 西日本を中心に大雨の恐れ

23日~25日頃は前線が本州付近に停滞し、北陸から九州では雨の降る日が多いでしょう。24日~25日頃は前線に向かって、雨雲の元になる暖かく湿った空気が次々に流れ込むため、西日本を中心に大雨になる恐れがあります。最新の気象情報にご注意ください。

また、北日本でも雨の降る所がありますので、積雪の多い地域ではなだれに注意が必要です。

●融雪災害に注意

暖かくなることで心配されるのが、融雪による災害です。積雪が多く残る所では、気温の上昇や雨により雪解けが進むことで、次の3つの災害が発生する恐れがあります。

① 雪解けによって「全層なだれ」が発生しやすくなります。山に積もった雪が全て滑り落ちる現象で、気温の上昇や雨の後などに多く発生します。過去になだれが発生した斜面や積雪に亀裂が入っている所では、特に注意が必要です。

② 雪解けにより大量の水分が地面に浸み込むことで地盤が緩み、「土砂災害」が発生することがあります。山間部や急な傾斜地では、特に注意が必要です。

③ 雪が多く積もった道路で、気温が上昇したり、雨が降ったりすると、「冠水」のおそれがあります。路肩に集められた雪によって排水が悪くなったり、雪の塊が排水溝を塞いだりしてしまうことがあるためです。大雪のあとの雨は、たとえ大雨でなくても、道路の冠水に十分ご注意ください。

このほか屋根からの落雪も多くなるため、屋根の上の雪下ろしや軒先で作業する際は注意が必要です。

情報提供元: tenki.jp日直予報士