この先1週間の北海道付近は、日本海側を中心に雪の降る日が多いでしょう。局地的な大雪やふぶきとなる恐れもあるため、交通障害には注意が必要です。また、上空には暖気と寒気が交互に流れ込む影響で、気温の変動が大きくなりそうです。体調管理や水道凍結にも十分注意してください。

●この先1週間の天気 局地的な大雪の恐れも

明日10日は、冬型の気圧配置で上空に強い寒気が流れ込むでしょう。太平洋側東部で晴れる他は、雲の広がる所が多くなります。日本海側は雪が降りやすく、上川や留萌、空知地方を中心に降り方が強まるでしょう。明日一日で降る雪の量は、多い所で20センチ~30センチの見込みです。沿岸では風も強まって、ふぶくこともあるでしょう。なお、札幌中心部は雪は降っても弱く、軽い雪かき程度で済みそうですが、北区方面などでは一時的に降り方が強まることもありそうです。

11日は、雪は降ってもちらつく程度で、道内の天気は広く小康状態となりそうです。日中は晴れ間の出る所も多くなるでしょう。
その後は日本海側を中心に雪の降る日が多くなりそうです。特に12日金曜日と15日月曜日以降は上空に強い寒気が流れ込んで、雪や風が強まって、局地的な大雪やふぶきとなる恐れがあります。最新の気象情報に注意し、交通状況なども常に確認するようにしてください。

●気温変化が大きくなりそう 体調管理にも注意

この先は、上空に暖かい空気と冷たい空気が数日おきに入れ替わるため、気温の変動が大きくなりそうです。明日10日は各地で厳しい寒さとなり、日中でも-4℃前後にとどまる所が多くなるでしょう。上空の寒気が次第に強まる影響で気温は右肩下がりとなるため、朝よりも夕方以降の方が寒くなりそうです。外出の際は万全な防寒対策を心がけてください。
12日から14日にかけてはいったん気温が平年並みか高めとなり、日中はプラスの気温となる日もありそうです。しかし、15日頃からは再び上空の寒気が強まり、厳しい寒さが戻ってくるでしょう。

日々の寒暖の変化が大きい上に、内陸を中心に朝晩と日中の気温差が大きくなる日もある見込みです。日々の気象情報をチェックして、気温に合わせた服装を選ぶようにしましょう。また、厳しい寒さが予想される日は、日中でも水道凍結などに注意してください。

情報提供元: tenki.jp日直予報士