きょう8日は、二十四節気の立冬。今朝にかけて冷えたものの、最低気温0℃未満の冬日は、午前8時現在、わずか3地点(富士山除く)。本格的な冬の到来は?

●冬日は3地点

きょう8日は、二十四節気の立冬。暦の上では、冬の始まりです。

今朝にかけては各地で冷えて、前日との気温差が大きくなっています。午前8時までの最低気温は、長野県開田高原でマイナス0.6℃、長野県松本市奈川でマイナス0.5℃、北海道十勝地方の陸別町でマイナス0.4℃。全国のアメダス3地点で、最低気温が0℃未満の冬日になりました。(富士山除く)

西日本を中心に放射冷却が強まり、広島市で10.1℃、松江市で9.1℃と、今季一番気温が下がった所もありました。

●週末は一気に気温ダウン

あす9日(木)も極端な冷え込みはなく、日中は快適な陽気の所が多いでしょう。ただ、10日(金)の雨を境に強い寒気が流れ込む予想です。11日(土)以降は、日中は晴れても空気が冷たく感じられるでしょう。12日(日)の東京都心の最高気温は11℃と、初冬の寒さになりそうです。

最新の3か月予報では、12月は平均気温が平年より高くなる確率が、北日本と東日本で40%、西日本と沖縄・奄美で50%です。季節の進みはゆっくりでも、12月に入ると季節風が吹いて、寒さが続くこともあります。いつでも着られるように、冬物のコートなどは用意しておきましょう。

【北日本】北海道・東北地方
【東日本】関東甲信・北陸・東海地方
【西日本】近畿・中国・四国・九州北部地方・九州南部
【沖縄・奄美】鹿児島県奄美地方・沖縄地方

情報提供元: tenki.jp日直予報士