関東地方はこの先、1週間程度は厳しい残暑に注意が必要です。一方、下旬に入ると少しずつ、秋の気配を感じられそうです。

●前半は残暑警戒

関東地方は来週にかけて、夏の高気圧に覆われやすく、晴れる日が多い見込みです。日中は夏を思わせるような強い日差しが届き、日中の最高気温は連日32℃前後の予想です。

内陸では35℃くらいまで上がる所もありそうです。気象庁も7日(木)、「高温に関する早期天候情報」と「高温に関する気象情報」を出して、熱中症などへの警戒を呼び掛けています。

猛暑にはならない所も湿度が高いため、引き続き暑さ対策が欠かせません。

●内陸などは天気急変注意

南から湿った空気が流れ込みやすいことや日中の気温の上昇で、内陸や山沿いを中心に、夕立となる所もありそうです。

北関東では傘マークのついている所もあり、急に雨雲や雷雲が発達し、激しい雨や雷雨となる可能性があります。

天気の急な変化に注意して下さい。

●三連休以降は暑さ落ち着く傾向

18日(月・敬老の日)にかけての3連休以降は、秋らしく天気は短い周期で変わりそうです。

雲が広がりやすく、天気の崩れる日もありますが、日差しが遮られると暑さは和らぐ予想です。

今月下旬に入ると、ようやく最高気温が30℃を切る日も目立ってくる見込みです。

●シルバーウィークは高原などで朝晩はヒンヤリ

関東近郊の行楽地周辺も17日以降は雲が広がりやすいですが、千葉・館山や伊豆大島で晴れる日が多い傾向です。

気温を見てみると、日中はまだ暑い所が多いですが、朝晩は長野や群馬・みなかみなどで肌寒いくらいです。

昼間との寒暖の差が大きくなるため、訪れる際は調節のしやすい服装がよさそうです。

情報提供元: tenki.jp日直予報士