この先2週間の天気と気温の傾向です。22日(月)は北海道から九州に広く黄砂が飛来する予想です。また、22日(月)から23日(火)は雨の降る所が多く、23日(火)は関東では冷たい雨に。台風2号の動向にも注意が必要です。

●週明けは広く黄砂飛来か 23日(火)は関東で冷たい雨

21日(日)は、低気圧が北海道の北を進み、低気圧から延びる寒冷前線が北日本付近を通過するでしょう。北海道と東北は日本海側を中心に昼頃から雨が降りそうです。北陸も夜は所々で雨が降るでしょう。

22日(月)は、西から前線が延び、西から雨雲が広がるでしょう。関東でも午後は雨の降る所がありそうです。また、黄砂が北海道から九州に広く飛来する予想です。黄砂まじりの雨になる所も。車などに黄砂が付着する可能性があり、注意が必要です。23日(火)も雨の降る所が多く、関東では日中も気温が上がらず、冷たい雨となるでしょう。寒暖差が大きくなりますので、服装選びにお気をつけください。

24日(水)から27日(土)頃にかけては広く晴れるでしょう。

●台風の動向に注意

28日(日)から6月2日(金)頃にかけては、北海道はおおむね晴れるでしょう。一方、東北から九州にかけて湿った空気や気圧の谷の影響で、雨の降る日が多くなりそうです。沖縄も梅雨空の日が多くなるでしょう。

また、20日(土)15時、カロリン諸島で台風2号が発生しました。台風2号は、発達しながらカロリン諸島からマリアナ諸島を北上するでしょう。25日(木)には非常に強い勢力になる予想です。

その後の進路の予想はまだ幅があるような状況ですが、来週末以降、日本列島に影響を与える恐れがあります。来週末以降は台風の進路次第で大きく予報が変わる可能性があり、最新の台風情報に注意が必要です。

情報提供元: tenki.jp日直予報士