中国地方は、今週前半は晴れて7月並みの暑さとなる見込みです。まだ暑さに体が慣れていないため、強い日差しが照り付けて暑い時間帯に運動や農作業をされる方は、熱中症にならないよう、休憩や水分をこまめにとるようにしてください。

●週間天気 前半は熱中症に注意 警戒を

●明日16日(火)から17日(水)は高気圧に覆われて、晴れる見込みです。午後は強い日射の影響で大気の状態が不安定となり、中国山地沿いで雲が広がり、にわか雨の可能性があります。ただ、雨雲や雲の発生する範囲は小さく、中国山地沿いのごく一部となる見込みです。

日中の最高気温は30度前後となる見込みです。
これは、平年(上空1500m付近 松江 約11℃)よりも暖かな空気(16℃前後)が流れ込み、強い日差しが降り注ぐためです。7月上旬から中旬並みの暑さとなる所もあるでしょう。
外で運動や農作業などされる方は、熱中症にならないよう、こまめに水分や休憩をとるようにしてください。

●次に天気が崩れるのが、18日(木)から19日(金)となる見込みです。
18日(木)は高気圧のうしろ側になるため、雲が広がりやすくなるでしょう。夜は西部で雨が降り出す見込みです。
19日(金)は気圧の谷や湿った空気の影響で、雨が降るでしょう。山陽を中心に湿った空気の流れ込みが強まり、雨脚の強まる所がある見込みです。

●20日(土)から21日(日)は大体晴れるでしょう。久しぶりに週末は晴れて、洗濯物も外干しできそうです。

●熱中症情報

向こう一週間の熱中症情報を見ると、特に17日(水)は岡山や広島で警戒レベルとなっています。
まだ体が暑さに慣れていないため、急な暑さは熱中症になりやすくなります。外での運動や農作業をする際は、無理をせずにこまめに休憩や水分をとるようにしてください。

情報提供元: tenki.jp日直予報士