春の花粉飛散の時季が近づいてきました。近畿地方でのスギとヒノキの花粉飛散量は、例年よりやや多く、前年並みの見込みです。2月下旬にはスギ花粉が本格的に飛び出すため、花粉症の方は早めの対策が必要です。



●本格飛散前でもわずかながら飛んでいます


近畿地方では、2019年のスギ花粉飛散は南部から2月下旬にスタートすると予想しています。ただ、これは本格的な飛散開始の時季であって、今でもわずかながら飛んでいるのを観測しています。また、2月中旬に暖かい日があると、予想よりも早く花粉が飛び出す可能性もあります。まずは花粉を吸い込まないことが一番の対策ですが、症状が出やすい方は、早めに薬など飲み始めたほうがよさそうです。


●ヒノキも待機中


近畿地方では、スギ花粉の飛散が3月上旬ごろにピークを迎えたあと、ヒノキ花粉の本格飛散が始まります。4月上旬ごろには、ヒノキ花粉飛散がピークを迎えます。ヒノキにも花芽がついているのが確認できました。近畿地方では、ヒノキ花粉の飛散量が近年増加傾向にあります。今年もたくさん飛ばしそうです。


情報提供元: tenki.jp日直予報士