きょう19日(月)、帯広から初雪の便りが届きました。平年より12日遅く、統計開始以来5番目に遅い記録です。札幌は、ようやくあす20日(火)に便りが届くかもしれません。その場合、統計開始以来最も遅い記録に並びます。



●記録的に遅い初雪


今年は遅れに遅れている北海道の初雪ですが、きょうは帯広から平年より12日遅れで便りが届きました。統計開始以来5番目に遅い記録です。さて、気になるのがまだ観測されていない札幌の初雪。こんなに遅いことって今まであった?いつ降るの?との声が、最近あちこちから聞こえてきます。それもそのはず、札幌の初雪は、平年は10月28日、最も遅い記録で1890年の11月20日。統計開始以来最も遅い記録に迫っています。


●札幌はあす初雪?


では、一体いつ初雪になりそうなのかと言いますと、あす20日(火)には便りが届くと見ています。今夜からあすにかけて次第に冬型の気圧配置になり、平地で雪を降らせる目安の寒気が北海道に流れ込みます。今夜日付が変わる頃からあすにかけて湿った雪が降り、初雪となる可能性があります。

これまでも何度か、初雪となるか?というタイミングはあったものの、気温が下がりきらず雨のままだったり、気温が下がっても降るものが札幌中心部では無かったりと、なかなか観測されずにいる札幌の初雪。ようやく、といったところでしょうか。冬支度はもう済んでいる方が多いと思いますが、まだの方はお早めに。


情報提供元: tenki.jp日直予報士