今日(17日)の北海道は、大気の状態が不安定になっています。日高地方の新ひだか町笹山では1時間降水量(13時20分)が52.0ミリと非常に激しい雨が降り、7月としては統計開始以来一位となっています。夜のはじめ頃にかけて、大雨による低い地土地の浸水や土砂災害、河川の増水、氾濫に警戒してください。


●今日も記録的な激しい雨


今日(17日)の北海道付近は、上空に寒気を伴った気圧の谷が通過中で大気の状態が不安定になっています。

道内では雷雨となった所もあり、日高地方の新ひだか町笹山では1時間降水量が52.0ミリ(13時20分)と非常に激しい雨が降り、1988年の統計開始以来7月としては観測史上最大となっています。また、レーダーから日高地方の新冠町南部付近で約60ミリ(13時00分)、十勝地方の上士幌町付近で約50ミリ(11時30分)、空知地方の月形町付近で約45ミリ(15時00分)の大雨を解析しています。


●夜のはじめ頃にかけて大雨に警戒を!


今日(17日)この後も、道内では道央を中心に雷を伴い1時間に30ミリと激しい雨の降る恐れがあります。18時現在、石狩や空知地方には洪水警報が発表されており、夜のはじめ頃まで大雨による低い土地の浸水、土砂災害、河川の増水や氾濫に警戒してください。また、夜遅くにかけては落雷や突風、ひょうにも注意が必要です。

明日(18日)は、明け方まで雨の残る所があります。日中は曇り空で経過する所が多くなりますが、日本海側の一部では晴れ間が出る見込みです。厳しい暑さはなく、しのぎやすい陽気となる所が多いでしょう。

情報提供元: tenki.jp日直予報士