今日(4日)正午過ぎに、網走地方の女満別空港で今年初めて最高気温が30℃以上の真夏日になりました。網走・北見・紋別地方には全国で今季初の府県高温注意情報が出ています。熱中症に注意してください。札幌も夏日となり、残雪の山を背景に市内では半袖で行楽を楽しんでいる人も多くみられます。


●北海道 今年初の真夏日に!


今日(4日)は、網走地方の女満別空港で12時13分に最高気温が30.0℃となり、道内では今年初めて真夏日となりました。13時現在では、網走地方の美幌も30.5℃まで上がっています。北海道付近は高気圧に覆われ、晴れて日差しも多いうえに、上空には7月上旬並みとこの時期としては暖かい空気が流れ込みました。また、地上付近も南よりの風が吹いて、地形の影響も加わり、オホーツク海側を中心に暑くなっています。なお、昨年、道内で初真夏日になったのは5月19日(紋別地方の遠軽で30.0℃)でした。

今日は札幌も12時9分に最高気温が25.1℃まで上がり、今年初の夏日となりました。市街地からは雪の残る山を背景に、半袖で買物や行楽を楽しむ人でにぎわっています。昨日(3日)にはソメイヨシノが満開となりましたが、花見にも絶好の日和となっています。

(数値は速報値で後日訂正される場合があります。)


●全国初 高温注意情報が発表!


オホーツク海側にあたる網走・北見・紋別地方には、全国で今季初めての府県高温注意情報が出ました。日中には気温が33℃以上になる所もありそうです。暑さに身体がまだ慣れていない時期でもあるため、行楽や屋外での作業などは休息や水分をこまめにとるなど熱中症には十分注意して下さい。

なお、昨季も5月20日に網走・北見・紋別地方に発表された府県高温注意情報が全国初でした。

情報提供元: tenki.jp日直予報士