ソフトバンク対日本ハム 9回に登板したオスナはきっちり抑えポーズを決める(撮影・梅根麻紀)

<ソフトバンク3-1日本ハム>◇8日◇みずほペイペイドーム

貫禄の13球だった。ソフトバンクの守護神、ロベルト・オスナ投手(29)が8日の日本ハム7回戦(みずほペイペイドーム)で今季9セーブ目を挙げ、日米通算200セーブを達成した。

2点差の9回表。先頭の代打マルティネスをカウント1-2から137キロのチェンジアップで空振り三振に切った。さらに続く代打加藤豪はチェンジアップで左飛。最後は郡司を三ゴロに仕留めきっちり3人で締めた。19年には米アストロズで38セーブを挙げメジャーのセーブ王に輝いた。米145セーブ、来日3年目で45セーブを挙げ、節目の数字に到達した。記念のボードを手にし本拠地のスタンドに向かって頭を下げた。

「本当にうれしい。一番は優勝することだが(セーブを挙げれば)チームの勝利に貢献できることだから、どんどん積み重ねていきたい」。小久保監督は春季キャンプでオスナを投手陣の「リーダー」に指名。「チームの優勝のためには何でもします」。理想の指揮官にアストロズ時代のダスティー・ベーカー監督を挙げていたが、今では小久保監督に厚い信頼を寄せている。頼れる守護神がさらにブルペン陣をけん引する。

▼ソフトバンクのロベルト・オスナ投手(29)が日米通算200セーブ目(日本45、米国155)を達成。日米両方でセーブを記録した外国人投手で日米通算200セーブ以上は、ともに元ダイエーのゴセージ(日本8、米国310)、シグペン(日本20、米国201)に次ぎ3人目。過去2人は米国で200セーブ以上を記録した後に来日した。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【ソフトバンク】オスナ日米200S「どんどん積み重ねていきたい」投手陣「リーダー」の自覚