スコアは0―0のドロー。サンジロワーズの三笘はもどかしそうだった。「チームとしてもっとプレーの質と崩し方を考えないと」。相手にスペースを消され、自身のパスやドリブルも完結しないことが多かった。昇格組ながら堂々の首位で終えたレギュラーシーズンでは「初めてウイングバックをやって、攻守ともにレベルアップできた」と確かな手応えを得た。  次は上位4チームで争うプレーオフに臨むが、そのプレーぶりが今後の去就を左右するカギになりそうだ。所属元のイングランド・プレミアリーグ、ブライトンからのレンタル期限は現在のところ今季終了まで。「常に(プレミアで)活躍できるイメージを持ちながら練習している」という憧れの舞台への挑戦権は得られるのか。(ブリュッセル時事)【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 サンジロワーズの三笘、確かな手応え=欧州サッカー