31歳のブラックモアは、3月のチャンピオンハードルでも完璧なレースを披露して歴史的な優勝を飾っていたが、1839年に始まった世界一過酷な障害競走を制し、さらなる栄冠を手にした。
グランドナショナルでは、44年前にシャーロット・ブリューが女性騎手として初挑戦し、2012年にケイティ・ウォルシュがシーバスで3着に入って優勝に迫っていたが、今回ブラックモアが快挙を達成した。
ブラックモアは「今は自分が女性か男性かだけでなく、人間だという感じすらしない」と話しつつ、「信じられない」と優勝を喜んだ。レースを終えた後も、いまだに実感が湧かない様子で「自分がレイチェル・ブラックモアなのかも分からない」とコメントしている。
「2011年に始めた頃は、このレースで勝つのはもちろん、乗ることさえ想像できなかった」
「今回の優勝は、誰だって夢を実現できるというメッセージになると思う」【翻訳編集AFPBBNews】
〔AFP=時事〕(2021/04/13-14:31)
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記事名:「 女性騎手が初優勝の快挙 世界一過酷な障害戦、グランドナショナル 」