デシルバさんは4日の授賞式終了後、病院で手当てを受けている。
6日にささやかな授賞式が再度行われ、デシルバさんは晴れて「ミセス・スリランカ」となった。
デシルバさんは、「今回の出来事に関わったすべての人を許します」と感情をあらわにしながら話した。だが、前回優勝者キャロライン・ジュリーさんには、法的措置を取るつもりだという。
ジュリーさんは授賞式のクライマックスで、デシルバさんの王冠を無理やりはぎ取り、離婚しているデシルバさんにミセス・スリランカの資格はないと説明した。
ミセス・スリランカは既婚者であることが参加資格となっている。デシルバさんは夫と別居中だが、法的には婚姻関係を維持している。
主催者らは、授賞式を台無しにし、複数の控室の鏡を割ったとして、ジュリーさんに損害賠償を請求していると明らかにした。また、現「ミセス・ワールド」のジュリーさんが、ミセス・スリランカの信用を失墜させたと非難している。
問題の授賞式は、ソーシャルメディアで生中継されていた。
インターネットでは、ジュリーさんからミセス・ワールドを剥奪すべきだとの声が上がっている。
ジュリーさんは、これまでのところコメントをしていない。【翻訳編集AFPBBNews】
〔AFP=時事〕(2021/04/09-12:18)
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記事名:「 「ミセス・スリランカ」、前回優勝者が無理に王冠奪う騒動に 」