ナワリヌイ氏はインスタグラムへの投稿で、朝の二つの日課についてつづった。
同氏によると、受刑者は午前6時の起床後すぐに運動場に出される。スピーカーから流れるロシア国歌と「自由な祖国万歳!」というスローガンを聞かされてから、朝の体操をさせられる。
次に行進をさせられる。ナワリヌイ氏の班では『スター・ウォーズ/帝国の逆襲』と呼んでいるという。
「この時、『スター・ウォーズ』のロシアリメーク版を撮影していると想像している。帝国軍のストームトルーパーの代わりに、ピーコートを着て耳あて付きの帽子をかぶった囚人が登場する」とナワリヌイ氏は述べている。
「皇帝の利益を守るため、宇宙の囚人たちは惑星から惑星へと移動し、反乱軍を鎮圧する。だがどこにいようと、午前6時5分に国歌を聞き、午前6時10分に体操をする」
ナワリヌイ氏の投稿は、「フォースと共にあらんことを!」というせりふとウインクの絵文字で締めくくられており、楽観的な雰囲気がうかがえる。【翻訳編集AFPBBNews】
〔AFP=時事〕(2021/03/24-14:12)
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記事名:「 ナワリヌイ氏、収容所生活は「ストームトルーパーになった気分」 」