スリランカは国旗や仏教のシンボルの不当な扱いに極めて敏感な国。
同国はアマゾンに正式に抗議し、中国当局には同様の製品の製造と販売をやめさせるよう求めたと発表した。
在米スリランカ大使館もこの問題を取り上げ、スリランカの知的財産権が侵害されていると米政府に訴えた。
しかし、スリランカ政府の介入から2日たっても多くの業者が販売を継続。アマゾンでは複数の中国業者が、ドアマットを10~24ドル(約1100~約2600円)で、ブリーフやビキニを9.20~17.30ドル(約1000~約1900円)で販売していた。
あるユーザーはフェイスブックに、「中国はスリランカをこんなふうに見ている」と投稿。
スリランカが膨大な対中債務を返済できなければ、中国がスリランカをドアマットのように扱うことを示唆しているのではないかとの懸念や、「対中債務を返せなければ、必ずトイレットペーパーにスリランカ国旗を印刷するはずだ」という書き込みも見られた。【翻訳編集AFPBBNews】
〔AFP=時事〕(2021/03/15-11:50)
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記事名:「 国旗柄の中国製品売らないで、スリランカがアマゾンに要請 」