リアーナさんは今月初め、ナレンドラ・モディ政権にとって大きな試練となっているインドの農民デモに言及し、同国政府の反発を招いていた。
リアーナさんは16日、自身が手掛ける下着ブランド「サベージXフェンティ」のプロモーションの一環で、この画像を1億人以上のフォロワーを抱えるツイッターのアカウントに投稿。フォロワー約9140万人のインスタグラムアカウントにも同じ画像を投稿した。
インドのソーシャルメディア利用者や政治家らは同日、リアーナさんの投稿は「軽蔑的」でヒンズー教の神への尊敬に欠け、インド人の感情を傷つけるものだと非難した。
モディ首相率いるヒンズー教至上主義のインド人民党出身、ラム・カダム議員は「われわれの親愛なる神ガネーシャをリアーナが恥知らずに侮辱しているのを見るのはぞっとする」とツイッターに投稿。「彼女がインドの文化、伝統、そしてわれわれが抱える問題について何も知らず、敬意も払っていないのがこれで露呈した」と続けた。
右翼団体「世界ヒンズー協会(VHP)」は、フェイスブックとツイッターがこの画像の掲載を続けていることについて警察に訴え、リアーナさんのソーシャルメディアのアカウントに対処するよう要求したと発表した。【翻訳編集AFPBBNews】
〔AFP=時事〕(2021/02/19-11:48)
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記事名:「 リアーナさん、上半身裸にヒンズー教の神像 インドで怒り再燃 」