曾志健被告(19)は、暴動と警察襲撃で罪状認否を行う予定だったが、出廷しなかった。
7か月以上続き、暴力沙汰も多かった香港の大規模民主派デモで、初めて実弾で撃たれたのが曾被告だった。
曾被告に対する逮捕状が出されて間もなく、活動家団体「香港の友(FOHK)」は、10月27日に在香港米領事館で亡命しようとしたが認められなかった4人の中に、曾被告もいたと発表した。
ただ同団体は、曾被告が他の活動家ら同様、外国に脱出したかどうかには言明しなかった。
AFPは10月に曾被告にインタビューを行っていた。その中で被告は、撃たれたことで「人生が完全に変わった」と語り、高校を中退して肺の一部の切除を受けたと明かしていた。
最近著名な活動家や元弁護士らが、亡命を相次いで発表。中には、抗議活動をめぐり訴追されている人もいる。【翻訳編集AFPBBNews】
〔AFP=時事〕(2020/12/23-08:52)
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記事名:「 香港デモで警察の銃撃受けた元高校生、出廷せず 亡命か 」