【シンガポールAFP=時事】研究室で細胞から人工培養された「培養鶏肉」を使った料理の提供が19日、シンガポールのレストランで始まった。世界初となる。開発した米新興企業イート・ジャストは、肉をニワトリの細胞から培養することで食料生産過程で生じる環境への影響を軽減できるとしている。(写真はシンガポールのレストランで提供される、培養鶏肉でつくったチキンナゲット。イート・ジャスト提供)
 「培養鶏肉」を使ったディナーの提供を始めたのは、シンガポール川に沿って広がる瀟洒(しょうしゃ)な人気スポット、ロバートソンキーに店を構えるレストラン。「より良い地球を目指す取り組み」に関心を示した14~18歳の生徒・学生が招かれ、培養肉メニューを最初に味わう食事客となったという。【翻訳編集AFPBBNews】
〔AFP=時事〕(2020/12/21-15:32)
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記事名:「 世界初、レストランで「培養鶏肉」メニュー提供開始 シンガポール