―9月22日(金)から「国産肉厚ほたて」を全国で販売―

2023年9月20日
くら寿司株式会社

 
「くらの逸品シリーズ」特別企画 「日本の漁業を応援」キャンペーン ―9月22日(金)から「国産肉厚ほたて」を全国で販売―

 回転寿司チェーン「くら寿司」を運営するくら寿司株式会社(代表取締役社長:田中邦彦、所在地:大阪府堺市)は、地域の国産天然魚をもっと手軽に、おいしく楽しんでいただくため、2023年4月から本格導入し、7月に全国に拡大させた「くらの逸品シリーズ」の特別企画として、日本の漁業者様を応援する「日本の漁業を応援」キャンペーンを、9月22日(金)より開催いたします。

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 当社では、日本での水産物漁獲量の減少を背景に、多くの水産物を取り扱う企業として、これまで漁業創生の取り組みに力を入れてきました。2010年よりスタートした「天然魚プロジェクト」は、漁港で獲れる魚を直接買い付け、独自のルートで配送することで、新鮮で豊富な国産天然魚をより安く、よりおいしい寿司ネタとして提供するとともに、漁業者様の収入安定化を図り、共存共栄を目指す取り組みです。この取り組みを通じて、現在、日本全国116の漁港・漁協様と直接取引を推進しています。そして、13年の歳月を経て今年4月、この「天然魚プロジェクト」で培ったネットワークも活用し、「くらの逸品シリーズ」を導入いたしました。「くらの逸品シリーズ」は、全国を22のグループに分け、各地域で漁獲された地魚をその地域を担当する加工場で加工し、その地域内の各店舗でご提供するという、それぞれの地域の“旬の地魚”をお楽しみいただける「地魚地食(じざかなじしょく)」の取り組みで、地域の漁業者様を支えることにもつながると考えています。

 今だからこそ、国内の水産物の魅力を再認識する機会と捉え、地域で獲れた水産物を当社が全国のくら寿司にて提供することで、日本の漁業者様を少しでも支えることに繋がればと考え、「くらの逸品シリーズ特別企画」を開催します。第1弾として、9月22日(金)より、国内で獲れたホタテを使用した「国産肉厚ほたて(一貫)」を全国のくら寿司で販売します。昨今の価格上昇により、販売できる機会も少なくなってきていた、シャリを覆い隠すほどの大きなホタテは、柔らかく甘みがあり、食べ応え抜群です。

 今後も日本の漁業者様と共存共栄を図りながら、国内水産業の持続的な発展を共に推進するとともに、日本の漁業創生への取り組みを積極的に行ってまいります。

 
■商品名 / 価格 / 販売期間
※店舗により価格が異なります。
※予定数量に達し次第、販売終了となります。
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国産肉厚ほたて(一貫)  280円 販売期間:9月22日(金)~

 
■週替わりで地域の国産天然魚が食べられる!「くらの逸品シリーズ」
 全国を22のブロックに分け、各地域で水揚げされた地魚を使ったメニューを、各地域内の店舗にて、数量限定で販売しています。実際に提供する水産物は、毎週の漁獲状況によって変わり、それぞれの地域の“旬の地魚”をお楽しみいただける、地産地消ならぬ「地魚地食(じざかなじしょく)」の取り組みです。

 全国116か所の漁業者様とのネットワークも生かし、地域の漁業者様、地域の水産会社様、地域の店舗が連携するシステムを構築。各地域の漁港で水揚げされた水産物を、それぞれ拠点となる全国14カ所の水産加工場で加工し、グループ内の店舗に送ります。地域の人が地域で獲れた“地魚”を食べることで、地域の漁業者様を支えることにもつながります。

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■(参考)くら寿司「漁業創生の取り組み」
○天然魚プロジェクト(2010年~)と一船買い(2015年~)
 子や孫の代まで、日本の魚が食べられる未来のために漁業者様との共存共栄を目指す当プロジェクトでは、全国116か所の漁港・漁協様と直接取引し、新鮮な魚を仕入れています。2015年には定置網にかかった魚を丸ごと買い取る「一船買い」を開始。定置網で獲れた魚を重量に応じて年間契約で決めた価格で買い取るため、漁師さんは市場価格に左右されずに、また、あまり流通していない市場価値の低い魚でも引き取ってもらえるメリットがあります。一方、当社は豊富な魚種を安定して仕入れることができます。漁業者様に対して、収入の安定という形で還元できる仕入れ方法といえます。

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○さかな100%プロジェクト(「循環フィッシュ」の販売)(2018年~)
 海の資源を余すところなくお客様に提供したい思いから、国産天然魚で寿司ネタとして使用できない部位も全て活用。国産天然魚用自社加工センター「貝塚センター」には、年間約2,000トンの国産天然魚が集まります。味は変わらずおいしいのに、寿司ネタとして使用できない骨の周りの中落ち部分などは、海鮮丼に使用したり、すり身にしてコロッケにするなど総菜も開発、販売してきました。
 しかしそれでも、貝塚センターで出される骨やアラなどの商品にできない部位の活用が課題としてありました。この課題を解決すべく、骨やアラを魚粉にすることで、くら寿司で販売する養殖魚のエサの一部として活用する取り組みを行っています。価格高騰が続き、生産者の方々の負担にもなっている養殖用エサのコストダウンにも成功。また、仕入れた魚をすべて丸ごと使い切ることで、貴重な海洋資源の保全、SDGsの達成にもつながります。

○天然魚魚育(うおいく)プロジェクト(2019年~)
 市場に出荷しても値が付きにくいハマチやタイなどの未成魚を、養殖用の生けすで寿司ネタにできるサイズにまで畜養。また、「磯焼け」の原因となり、駆除対象となっているニザダイは、定置網にかかることが多い一方で、その独特のにおいから食用としては敬遠され、市場にほぼ出回っていない魚ですが、一定期間エサとしてキャベツを与えることで、においが薄まることが分かり、商品化に成功しました。
 限りある海洋資源の保全と、商品の高付加価値化による漁師さんへの還元につながる取り組みです。

○「KURAおさかなファーム」設立(2021年11月)―中長期契約による全量買取の委託養殖など
 漁業の持続可能な発展と魚の安定供給を図るため、くら寿司の子会社として設立。主な事業内容は、国際的基準を満たしたオーガニック水産物として日本で初めて認証取得した「オーガニックはまち」の生産と卸売、そして、人手不足と労働環境改善を目指した、AIやICTを活用した「スマート養殖」です。スマート養殖では、外部の生産者の方々へ養殖を委託し、同社が中長期契約で全量買い取りすることで、生産者の方々の収入安定化を図ります。これらを通じ、グループ内で生産から販売まで一気通貫の体制を構築し、安定した供給量確保とコスト管理を実現することで、お客様により高品質でリーズナブルなお寿司の提供を目指します。また、生産者の方々や漁協とも連携し、収益機会の提供と労働効率の改善を通じて、「若者の漁業就業」や「地方創生」への貢献にも取り組みます。 

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情報提供元: PRワイヤー
記事名:「 「くらの逸品シリーズ」特別企画 「日本の漁業を応援」キャンペーン