「第2回サステナブルファッションEXPO 秋」にて展示発表

2022年10月11日
モリト株式会社

【国内初】モリトが廃漁網をつかったスポーツ関連商品を
スポーツクラブチームと共同開発

「第2回サステナブルファッションEXPO 秋」にて展示発表

 
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202210057694-O4-h812vWdO
服飾資材製造卸のモリト株式会社(本社:大阪市中央区/代表取締役社長:一坪隆紀 以下、モリト)は、国内では初めてスポーツクラブチームと、廃漁網を原材料の一部に含むリサイクル生地(オーシャンカレント(R))などを用いたスポーツ関連商品の共同開発に取り組んでいます。機能性に加え、ファッション性を重視したウェアやフィールドホッケー用のトートバッグを作成。10月18日(火)〜20日(木)に東京ビッグサイトで開催される「第2回サステナブルファッションEXPO 秋」にて展示発表いたします。


「モリト ECO FES」 https://www.morito.co.jp/event/ecofes/

アパレル系服飾資材製造卸とスポーツ業界のコラボが実現
モリトは、生活に関わる多種多様なパーツを幅広く取り扱い、商品企画・製造まで手掛ける商社です。近年は公益財団法人日本財団が支援する一般社団法人ALLIANCE FOR THE BLUE(東京都港区/代表理事:野村浩一)の「企業と生活者の共創による、海の豊かさを守る商品づくりと持続可能な仕組みづくりを実践することにより、めぐみ豊かな海を次世代に引き継ぐ。」という思いに賛同し、海洋プラスチック問題の一つである廃漁網からリサイクルした再生樹脂を用いたアップサイクル製品の企画・生産に積極的に取り組んでいます。その活動領域を広げる・素材活用の裾野を広げることを目指し、スポーツ業界とのコラボレーションを実現させました。

イベントを通じて、可能性を確信
モリトは2022年4月に一般社団法人東京ヴェルディクラブ(東京都千代田区/代表理事:森本譲二)に所属する「東京ヴェルディ女子ホッケーチーム」とモリトとしては初めてスポーツクラブチームとコーポレートパートナー契約を締結。8月2日(パーツの日)には、大井ホッケー競技場にて小学生を対象としたフィールドホッケー体験イベントを開催しました。子どもたちが環境との関わりを考えるきっかけづくりの場となるように、東京ヴェルディ女子ホッケーチームのユニフォームをリメイクした小物づくりや、モリトが行う海洋汚染問題解決の取り組みなどをSDGs クイズとして出題しました。楽しんで学ぶ子どもたちの笑顔を見て手応えを感じ、その可能性を確信しました。

フィールドホッケーを通じたSDGsへの取り組み
選手からは「今まで環境のために何かしなくてはという思いはあっても具体的にどのように活動すれば良いかわからなかったが、モリトと活動を共にすることで思いもよらない形で取り組むことが出来ることがわかった。」という意見をいただきました。東京ヴェルディ女子ホッケーチームには、モリトの製品開発にも参加していただいています。選手たちにとって必要な要素をヒアリング。試行錯誤を重ね、この度、環境に配慮したRideeco(リデコ)の取り組みから生まれた、廃漁網由来の再生原料を用いたフィールドホッケー用オリジナルバッグとチームウェアが完成いたしました。東京ビッグサイトで開催される「第2回サステナブルファッションEXPO 秋」にて展示発表いたします。

モリトグループが実施する環境への取り組み「Rideeco」
兼ねてから、モリトはサステナブルな社会の実現を目指した取り組みを行なっています。特に海洋漂着プラスチックごみの中でも大きな比率を占める廃漁網のアップサイクルに力を入れています。昨年には、兵庫県鞄工業組合、リファインバース株式会社との協働プロジェクトとして廃漁網由来の再生原料を用いたかばんの開発を行うなど、環境にやさしい製品の開発と販売に向けた包括的な取り組みを「C.O.R.E.(コア)」と名付け、続けてまいりました。

「C.O.R.E.」はモリトグループの環境へのコミット(Committed to Our Resources and Environment)を意味します。水・化学薬品・電気の使用量削減など、より持続可能な製造プロセスにも着手し、モリト独自のものづくりを追求してきました。美しい地球と限りある資源を未来につなげるためには、私たちモリトだけの力では微々たるものです。しかし、協力し合えばそれは大きな力となることに気づきました。業界の異なる方々とご一緒するたびに新たな気づきが生まれます。

Relation  新たな価値の創造に向かって様々な業種、業界と関係性を構築し力を合わせる
Initiative  傍観者ではなく、自らがサステナブルな社会に向かって取り組む
Devote  短期的な利潤の追求だけではなく、未来の社会のために自らの知恵を捧げる
Energy  そして根気よく、力を込めて活動する

RIDE FOR ECO 、RIDEはモリトグループの思いを表す頭文字。このような思いでプロジェクトのコンセプトを拡張すべく、10月3日「Rideeco」に改名いたしました。


【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202210057694-O2-9eI6LrU6

サステナブルファッションEXPO 秋にて展示とセミナー開催
サステナブルファッションEXPO 秋は、最新のサステナブルファッション、アパレル、バッグ、シューズ、アクセサリー、生地・素材・副資材などが世界中から集まる専門展です。今回モリトは、「モリト ECO FES」をテーマとし、廃漁網からなる生地・テープ・ペレットを使用したサステナブル商品、その他にも再生ポリエステルや再生紙を活用した製品のお披露目をさせていただきます。10月19日には、東京ヴェルディ女子ホッケーチームの喜友名氏とモリトアパレル株式会社 森弘義による座談会形式のセミナーを予定しています。

<セミナー実施要項>
日   時:2022年10月19日(水)午前10時30分~11時00分
場   所:東京ビッグサイト  東展示場 
テーマ:「日本の廃業網を生まれ変わらせる! アパレル×スポーツ×農業  〜無限の可能性〜」
パネラー:森弘義(モリトアパレル株式会社 代表取締役社長)、喜友名志織氏(東京ヴェルディ女子ホッケーチーム シニアマネージャー)
ファシリテーター:川瀬良子氏(タレント・モデル)

「モリト ECO FES」https://www.morito.co.jp/event/ecofes/

今後の展開予定
東京ヴェルディ女子ホッケーチームと共同開発している、フィールドホッケー用バッグ、ボールケース、ウェア、ユニフォーム(開発中)などが揃えば、他のスポーツにも展開が可能と考えています。スポーツを通じて、多くの方にこの活動を浸透させるべく、様々な企画を検討しています。これからもモリトグループ全社一丸となり、環境に配慮し、美しい未来のために「Rideeco」としての活動を続けてまいります。

■モリト株式会社について
モリト株式会社は、1908年ハトメ・ホックの仲買商として大阪の地に創業。110年以上にわたり、アパレル付属品を企画・開発・販売。世界12ヶ国・22社のグループ会社と連携してグローバルに事業を拡大。パーツの総合商社でありながらメーカー機能も持ち合わせ、保有する特許・実用新案・意匠は230件以上、取り扱いアイテム数は10万点超。ハトメ・ホック、マジックテープ(R)(面ファスナー)、靴の中敷き、自動車マットエンブレムの分野では、国内市場No.1のシェア(当社調べ)。近年は、サステナブル関連プロジェクト「Rideeco」やアパレルのオリジナルブランド「ALL WEATHER HIGH SPEC WEAR」、防水素材バッグ「ZAT(R)」や「ZAB(R)」といった製品事業も幅広く展開しています。2019 年 6 月に持株会社体制 に移行。2022 年 6 月 1 日に事業特性に合わせ事業会社が会社分割し、モリトジャパン株式会社、モリトアパレル株式会社、モリトオートパーツ株式会社の新体制で始動しました。
https://www.morito.co.jp

●モリトジャパン株式会社 https://japan.morito.co.jp
●モリトアパレル株式会社 https://apparel.morito.co.jp
●モリトオートパーツ株式会社 https://autoparts.morito.co.jp

情報提供元: PRワイヤー
記事名:「 【国内初】モリトが廃漁網をつかったスポーツ関連商品をスポーツクラブチームと共同開発