独自回収ボックス「おむつ回収ボックス」を開発し、 4月中旬より神戸市内の小売店、保育施設 計8拠点に設置

2021年4月6日
P&Gジャパン合同会社

パンパースが、日本で初めて店舗で参加できる回収テストを実施! “おむつ回収プロジェクト”をスタート 独自回収ボックス「おむつ回収ボックス」を開発し、 4月中旬より神戸市内の小売店、保育施設 計8拠点に設置
 
 P&Gジャパン合同会社(本社:神戸市/以下、P&G)の赤ちゃんの健やかな成長を応援する乳幼児用紙おむつブランド「パンパース」は、全国初、店舗で参加できる「おむつ回収プロジェクト」を4月中旬より開始いたします。本プロジェクトは、消費者のみなさまから店舗で使用済みおむつを回収する日本初の取り組みであり、パンパースが独自に開発した回収ボックス「おむつ回収ボックス」を、兵庫県神戸市内の小売店、保育施設の計8箇所に、約6か月間設置いたします。

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202104053312-O5-0Ca8k6V9
※上の画像はイメージです。

 P&Gでは長期的な重点課題として「環境サステナビリティ」をビジョンに掲げ、数十年にわたりリードしてきました。パンパースブランドでも、過去25年間、紙おむつの着け心地のよさを追求する一方、欧州および北米のおむつに使用する資材の量を半減させるなど、常にサステナビリティを念頭に置き製品を革新させています。この度開始する「おむつ回収プロジェクト」は、将来的な循環型経済の実現に向け、使用済み紙おむつを分別・回収するときに、日本の消費者がどのような習慣、行動、認識の傾向を持つかを理解することが目的です。「おむつ回収ボックス」はスマートフォンアプリを活用して誰でも簡単に利用できる仕組みであり、消費者のみなさまと一緒に取り組めるプロジェクトを目指してまいります。

 また、パンパースは、ヨーロッパでは初めて使用済み紙おむつのリサイクル技術に取り組んだブランドです。 2019 年にオランダのアムステルダムで開始したおむつ回収の取り組みには、 600 世帯以上の消費者が参加し、開始以来、 20 万枚以上のおむつに相当する 40 トンを超えるおむつを回収しています。アムステルダムで、消費者に関心を持ってもらう方法について得た多くの学びを活かし、今回日本で実施することにしました。

取り組みの背景 
 環境省*1および、一般社団法人 日本衛生材料工業連合会*2(JHPIA)によると、2015年の紙おむつ廃棄量は乳幼児用・大人用含め約191万~210万トンと、日本の一般廃棄物排出量の4.3~4.8%を占めています。さらに、2030年までに一般廃棄物排出量に占める紙おむつの割合は、6.6~7.1%に増加すると推定されています。
*1環境省「平成29年度リサイクルシステム統合強化による循環資源利用高度化促進業務報告書」
*2一般社団法人 日本衛生材料工業連合会「紙おむつ排出量推計」(http://www.jhpia.or.jp/index.html

「おむつ回収プロジェクト」 取り組みの概要
●実施期間:
2021年4月中旬~9月30日(木)(約6か月間)
●回収対象:
乳幼児用紙おむつ、大人用紙おむつなど、種類やブランドを問わず全ての紙おむつ。
※おしりふきシートも一緒に回収できます。
●回収場所:
神戸市内の小売店、保育施設 合計8拠点に設置する専用の「おむつ回収ボックス」
※「イオン ジェームス山店」「イオン 神戸北店」「トイザらス・ベビーザらス 神戸ハーバーランド店」の3店舗
※「夢の森」「花の森」「あさひ保育園」「おっこう山」「山のまち」の5施設。
●参加方法:
パンパース おむつ回収専用アプリ「パンパースエコ」をダウンロードします。
スマートフォンの位置情報機能を利用して、アプリ内で最寄りの回収ボックスの場所を確認。
回収ボックスにスマートフォンをかざし、アプリの開錠ボタンを押すと、投入口が自動で開き、使用済み紙おむつを投入した後、自動で投入口が閉まります。
※本アプリで収集するデータは消費者が「おむつ回収プロジェクト」に参加し、参加中に可能な限り最適なサービスを提供する以外の目的には使用されません。
●参加特典:
回収後、アプリからの応募で、初回応募のみパンパースすくすくギフトポイント※を1000ポイント獲得できます。2回目以降は1回につき100ポイントを獲得できます。
ポイントはクーポンや商品券、育児グッズなどと交換できます。
※交換できるギフトなど、パンパースすくすくギフトポイントプログラムの詳細はこちら:https://www.jp.pampers.com/rewards

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回収~応募手順

おむつ回収ボックスについて
●スマートフォンアプリと連動し、使いやすさ・効率化を追求
 Bluetooth機能搭載により、お手持ちのスマートフォンで自動開閉できます。回収ボックスの残り容量を測るセンサー内蔵で、容量がいっぱいになると通知が入り、効率よく回収ができます。
●おむつ回収ボックス内部に衛生、ニオイ対策
 内部に設置された装置により、おむつを投入すると、消臭効果のある液体スプレーが散布され、虫・ニオイ漏れを防止します。
●ソーラーパネルによる電源を搭載した省エネ設計

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202104053312-O6-9z134AIn
左:大サイズ(1100L)
  幅160cm / 奥行き120cm / 高さ190cm
右: 小サイズ(360L)
  幅80cm / 奥行き106cm / 高さ167cm

ご参考
【パンパースのグローバルでのおむつ回収の取り組み】
パンパースは、欧州で初めておむつリサイクルを開始したブランドです。2019年から実施しているアムステルダムにおいて、600世帯以上の消費者がこのプログラムに参加し、開始以来、20万枚以上のおむつに相当する40トンを超えるおむつの回収に協力しています。このアムステルダムでの回収実証事業は、EMBRACED*1と呼ばれるバイオ産業(BBI*2)プロジェクトを通じてEUにより承認され、資金提供の承認を受け、補助金を得ています。さらに2019年10月、AIM*3(欧州ブランド連合) Nudging for Goods賞を受賞しました。
*1 Establishing a multi-purpose biorefinery for the recycling of the organic content of Absorbent Hygiene Products Waste in circular economy /*2 Bio-Based Industries /*3 European Brands Association

【パンパースの環境サステナビリティへの取り組み】
パンパースでは、おむつの生産過程での環境負荷の削減のため、持続可能な資源調達に努め、赤ちゃんの安全という点において優れた性能および最高級の品質の維持に取り組んでいます。原材料に関して、欧州および北米のおむつについては、この25年間でおむつおよび包装の重量は半減しています。また、より革新的な製造法を採用することで、製造廃棄物やCO2排出量、エネルギー消費量などの削減を実現してきました。今後もさらなる改善に努めてまいります。

【パンパースについて】
パンパースは、赤ちゃんの健やかな成長を応援する乳幼児用紙おむつブランドです。日本では1977年から発売され、当時主流だった布おむつにかわり、日本における紙おむつの普及に貢献。以来、赤ちゃんの健やかな成長を応援し続けています。今では、紙おむつ売上No.1*4、さらに日本の病産院で選ばれてNo.1*5のブランドです。
*4 インテージSRI調べ 2018年12月~2021年3月 ベビー用紙おむつ市場ブランド別(テープ・パンツ計)売上 金額シェア
*5 P&G調べ2018年7月新生児使用率データ

【P&Gと環境サステナビリティについて】
P&Gは世界最大の日用消費財メーカーです。たとえ一つ一つの製品が環境に与える影響は小さくても、事業規模と比例して当社の環境保全への責任は大きく、果たし得る貢献も大きいと考えています。P&Gでは長期的に取り組むべき重点課題として、「環境サステナビリティ」に関する世界共通のビジョンを掲げています。資源を大切に使い、環境への負荷を最小限にする重点課題として、2018年には長期ビジョン「Ambition 2030」を策定し、「製品ブランド」「サプライチェーン」「社会」「社員」の分野での取り組みを進めています。

【P&Gについて】
P&Gは、高い信頼と優れた品質の製品ブランドを通じて、世界中の人々の暮らしに触れ、よりよいものにしています。日本では、紙おむつ「パンパース」をはじめとして、衣料用洗剤「アリエール」「ボールド」「さらさ」、柔軟剤「レノア」、エアケア製品「ファブリーズ」、台所用洗剤「ジョイ」、ヘアケアブランド「パンテーン」「h&s」「ヘアレシピ」、スキンケア製品「SK-II」、シェーブケアブランド「ジレット」「ブラウン」、オーラルケアブランド「Oral-B by Braun」など、様々な製品を提供しています。(https://jp.pg.com/)

情報提供元: PRワイヤー
記事名:「 パンパースが、日本で初めて店舗で参加できる回収テストを実施!“おむつ回収プロジェクト”をスタート