2021年3月1日
タキイ種苗株式会社

3月5日は“啓蟄” 春到来 野菜には花が咲く 意外と知らない“野菜のお花” かわいくて、個性的な形がおもしろい

 タキイ種苗株式会社(所在地:京都市下京区、代表取締役社長:瀧井傳一)は、普段は目にする機会が少ない“野菜の花”を紹介し、野菜の秘められた魅力をお伝えします。
 3月5日は、二十四節気の一つ“啓蟄(けいちつ)”です。土の中で冬ごもりをしていた虫が地上へ出てくる季節とされています。この時期は、虫だけでなく、冬を越した葉物野菜や根菜なども種子をつけるために、花を咲かせる準備をしています。
 そして春から夏にかけて、様々な花を咲かせます。あまり見かけない野菜の花を知ると、普段食べている野菜の見方が変わるかもしれません。

■小さなお花がこんもり!「ニンジンのお花」
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202102261598-O11-17w8Ju48
品目/ニンジン
分類/セリ科
鮮やかなオレンジ色や赤色などの可食部とは違い、上品な白色の花を咲かせます。
ニンジンは根菜のため、根を地中で肥大させたのち、しっかりと太い茎を地上部に伸ばし、花を咲かせます。花を咲かせると可食部は硬くなるため、ニンジンとしての商品価値はなくなります。
そのため、ニンジン畑でも花を見ることはめったにありません。 

■かわいいボンボン♪「タマネギのお花」
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202102261598-O12-04a7b6Mv
品目/タマネギ
分類/ユリ科
白い小さな花を密集させ、まんまるとした花を咲かせるのは「タマネギ」です。
このように花を咲かせたものを“ねぎぼうず”と呼びます。タマネギやネギはねぎぼうずができてしまうと、栄養が取られてしまいます。生産者は収穫前にねぎぼうずができないように注意して栽培しているため、
目にする機会は少ないです。

■まるでブーケ!?「ブロッコリーのお花」
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202102261598-O10-x7L8t14R
品目/ブロッコリー 
分類/アブラナ科
黄色の花をまるでブーケのように咲かせるのが「ブロッコリー」です。
ブロッコリーといえば、いつも皆さんが食べている部分は何かご存知でしょうか?
実は、この黄色い花の“つぼみ”なんです。緑色の粒の1つひとつがつぼみ、それらが集まったものを“花蕾(からい)”と呼びます。つぼみを食べる野菜は、ほかにもカリフラワーやミョウガがあります。

■ほかにもかわいいお花を咲かせる野菜がいっぱい!!
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202102261598-O1-O1yzPXVy
品目/オクラ
分類/アオイ科
薄い黄色の大きな花を咲かせます。花を食べるために改良された“花オクラ”というものもあります。

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202102261598-O2-TMdmi4Kc
品目/ナス
分類/ナス科
花の色は実と同じ紫色。
ナスは花を見ると生育状態が分かるといわれます。花色が濃く大きな花が咲いていると順調です。

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202102261598-O6-2115F0d7
品目/レタス
分類/キク科
レタスはキク科に属するため、キクに似たような黄色のかわいらしい花を咲かせます。

 春は色々な植物が芽吹く季節ですが、普段はなかなか目にしない“野菜のお花の姿”を知り、春の訪れを感じるのもおもしろいです。おうち時間が増え、家庭菜園を始めようと思っている方にも、こうした野菜の新たな魅力に触れていただきたいです♪
※ここでは、代表的な野菜の花を紹介しています。品種によっては形状や、色、サイズ等が異なる場合があります。 

情報提供元: PRワイヤー
記事名:「 3月5日は“啓蟄” 春到来 かわいくて、個性的な形がおもしろい 意外と知らない“野菜のお花”