花王株式会社(社長・長谷部佳宏)生物科学研究所・スキンケア研究所と筑波大学医学医療系 安野嘉晃教授らの研究グループは、皮膚を傷つけずに皮膚断層像を取得できるJM-OCT※1を用いて、皮膚のどの深さの構造変化がどの程度シワ形成に影響しているのかを明らかにしました。 この手法を発展させることで、個々のシワにおいてどの深さの構造変化が関わっているのか明らかにすることが可能となり、それぞれの人に最適なスキンケアアプローチが提案できるようになることが期待されます。 今回の研究成果は、Skin Research and Technologyに掲載されました※2。 ※1 Jones matrix-optical coherence tomography ※2 K. Yamazaki, E. Li, A Miyazawa, M. Kobayashi, T. Sayo, S. Makita, Y. Takahashi, Y. Yasuno, S. Sakai. https://onlinelibrary.wiley.com/doi/full/10.1111/srt.12960 (2020年10月27日公開)