~社会的インパクト投資を軸に『Inclusion』で共感経済圏を拡大~



2020年5月15日

クラウドクレジット株式会社



 

貸付型クラウドファンディングサービス運営のクラウドクレジット、 丸井グループなどから資金調達、第1回クローズ ~社会的インパクト投資を軸に『Inclusion』で共感経済圏を拡大~



クラウドクレジット株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:杉山 智行、以下「当社」)は、この度、株式会社丸井グループ(以下「丸井グループ」)及びSFV・GB投資事業有限責任組合から資金調達を実施いたします。



【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202005159915-O1-7dc73tds



今回調達した資金は主に、ファンド管理体制強化、より広範な顧客層にリーチするためのマーケティング、顧客体験の向上のためのUI/UXの改善に係るシステム開発に充当し、当社の特徴である社会的インパクト投資を軸とした「共感経済圏」を拡大していきます。

また、今回の資金調達先を含めた株主グループとの連携をさらに推進し、貸付型クラウドファンディングを通じた、よりバリエーションに富んだ投資機会の提供によって、これまでにない付加価値を生み出し、事業成長を加速させてまいります。

当社は今後、他投資家からも資金調達を進め、2020年夏頃までに本ラウンドを完了することを予定しております。



【丸井グループとの業務資本提携の背景と今後の展開】

当社は「日本の個人投資家と世界の信用市場をつなぐ」をコーポレートミッションとして掲げ、これまで多くの国の資金需要者と日本の個人投資家を繋ぐ金融サービスを「貸付型クラウドファンディング」の形態で行ってまいりました。世界のローンに分散投資ができるという新しい投資機会や、低金利下の日本において表面利回りが年利約4.0%~13.0%を提供する商品に共感をいただき累計出資金額約293億円、運用残高約158億円、ユーザー登録数は約46,000名(2020年5月10日時点)と、着実に成長を続けています。

その中で、2018年1月から「社会的インパクト投資」ファンドの販売を開始しました。2018年6月には「社会的インパクト投資宣言」を発表、2020年を「社会的インパクト投資元年」と位置づけ、当社独自の形で貧困層支援や教育問題など社会的課題の解決に取り組む企業や領域に投資し、経済的なリターンと社会的なリターンの両立を実現する投資手法を提供することで、「Financial Inclusion(金融包摂)」を推進してきました。

 こちらの活動が、丸井グループが掲げる「『ビジネスを通じてあらゆる二項対立を乗り越える世界を創る』というビジョン実現の鍵となるのが、誰も置き去りにしない『Inclusion』である」という考え方と合致する、という両社の認識の下、今回の業務資本提携が実現いたしました。

丸井グループとは別途、業務提携に係る覚書を締結しており、丸井グループ各社(100%子会社であるtsumiki証券株式会社含む)との連携を推進していく予定です。これにより、当社は既存顧客とは異なる層へのリーチが容易になり、丸井グループはその顧客基盤に対して資産運用分野における新たな選択肢を提供することが可能になります。



【本ラウンドにおける投資家(順不同、敬称略)】

株式会社丸井グループ

ソニーフィナンシャルホールディングス株式会社の子会社であるソニーフィナンシャルベンチャーズ株式会社を有限責任組合員、グローバル・ブレイン株式会社を無限責任組合員とするSFV・GB投資事業有限責任組合



【各投資家からのコメント】

株式会社丸井グループ 取締役 常務執行役員CFO 加藤浩嗣氏

まず始めに、今回クラウドクレジットという素晴らしい会社に出資させていただく機会をいただけたことに大変感謝しております。私どもも長期ビジョンの重要な要素にFinancial Inclusionを掲げておりますが、理念に共感できる両社の共創によりビジョン実現の確度が高まると期待しています。さらには、私どものお客様にも社会的インパクト投資への参画機会を共創し、互いの成長を加速したいと考えております。これを契機に末永いお付き合いをして行きたいと考えております。



ソニーフィナンシャルベンチャーズ株式会社 代表取締役社長 石井茂氏

クラウドクレジットは、日本のお金を世界の成長期待国に繋げるという非常にユニークなビジネスモデルに取り組んでいます。新興国の事業振興を支援しつつグローバルな分散投資を実現できるこのスキームは、投資家にとって大変魅力的なだけでなく社会的にも有意義なものです。ソニーフィナンシャルグループでも協業を通じて「世界に貢献する投資」の発展に寄与したいと考えています。



グローバル・ブレイン株式会社 代表取締役社長 百合本安彦氏

クラウドクレジットは、これまで日本と新興国を繋ぐユニークなプラットフォームを着実に成長させてきました。どんな難局にも立ち向かい、お客様の為に素早く適切な対応をしていくことができる杉山社長と経営陣を大変信頼しています。COVID-19の影響で、今後の世の中のお金の流れが変わる可能性がある中で、クラウドクレジットの社会的意義は増していくと期待しています。既存投資家として継続して支援させて頂きたいと思います。



【当社役員のコメント】

当社 代表取締役社長 杉山智行

2020年に入ってからのいわゆるコロナ・ショックは、2014年の開業以来、経済的リターンと社会的リターンを両立させることを目指す運営スタイルをとってきた当社にとってもチャレンジングな状況かもしれません。

その中で、共創理念、Financial Inclusionを掲げる丸井グループ様に当社の方向性を確認した上で新たに株主に加わっていただけ、また既存株主でもある、国内外で新しい価値を社会に提供するスタートアップ企業に投資を行うグローバル・ブレイン様および日本でオンライン金融を広げてきたソニーフィナンシャルグループの一員であるソニーフィナンシャルベンチャーズ様に追加のご出資をいただくことができました。

私たちは今後「Withコロナ」の期間において日本のお客様の資産を運用する業務に再度集中する一方で、「世界を繋ぐ金融」が日本に根付くための努力も株主様を中心としたパートナー様と引き続き行って参ります。

その上で、「Afterコロナ」の時期に再度世界が成長・発展に向けた力強さをみせるための推進力の一助となれるよう、着々と準備を行って参ります。



当社 取締役CFO 坂本隆宣

当社の資本政策は、当社の掲げるミッションへの共感に加え、事業シナジー(相乗効果)を見込める株主を迎えることを重視しており、実際に成果をあげてきました。こちらのポリシーに沿って、丸井グループ様とは『Inclusion』で共感経済圏を拡大するという世界観を共有できており、今後その実現に向けて最大限の企業努力を行って参ります。

また、ソニーフィナンシャルベンチャーズ様とは、今回のご出資を起爆剤として、先日より開始した銀行との連携の横展開なども含め、グループ企業との事業連携を深化していく所存です。

最後に、グローバル・ブレイン様は、2018年11月のご出資以降、国内で最も実績のあるVC(ベンチャー・キャピタル)としての知見を当社に還元いただいており、今後も当社主要株主の1社として力強くサポートいただけることを非常に頼もしく感じております。



【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202005159915-O2-2JB5ZzIN

Zoomにて撮影、上段左から:

株式会社丸井グループ取締役 常務執行役員CFO 加藤浩嗣氏

ソニーフィナンシャルベンチャーズ株式会社 代表取締役社長 石井茂氏

グローバル・ブレイン株式会社 代表取締役社長 百合本安彦氏

下段左から:

当社代表取締役社長 杉山智行

当社取締役CFO 坂本隆宣



【クラウドクレジット株式会社概要】

会社名 :クラウドクレジット株式会社

URL :https://crowdcredit.jp/

代表者名:杉山智行

所在地 :〒103-0025 東京都中央区日本橋茅場町1-8-1 茅場町一丁目平和ビル802

設立 :2013年1月

資本金等:2,084,546千円

第二種金融商品取引業

関東財務局長(金商)第2809号

一般社団法人 第二種金融商品取引業協会 加入



情報提供元: PRワイヤー
記事名:「 【クラウドクレジット】丸井グループなどから資金調達、第1回クローズ