筆者DIY道、猛追中


なにごとも経験値を積むにつれて腕があがるもの。



DIYも、数をこなすうちにコツが掴めて上達し、次第に納得いくものが作れるようになります。



筆者のDIY事始めは、引っ越しを重ねているうちに家具のサイズが部屋に合わなくなる事態に陥り、間に合わせで買いなおすのが嫌になってしまったことが発端です。



家具を処分していきましたが、机まで処分してしまい不便なことになりまして。

いっそ机作るか!

ということで、DIY道に入っていきました。









ツーバイフォー材は安くて人気。でも節目や反りがネック。


最初のころは、お手頃と評判だったツーバイフォーでよく知られているアメリカ規格の建材を使っていました。



しかし個体によって、それぞれ微妙な節目や反り、ヤニ染みなどがあり、ホームセンターでの品定めに苦労しました。なかなか状態の良いものに出会わないのです。



家具系の工作は「直角」と「水平」の確保が大切なのですが、板そのものが反っていては、素人仕事でうまくいくはずがありません



サンディング(やすりがけ)すればある程度カバーできるにしても、板そのものが反っていなければ、その手間が省ける分時短になりますし、なにより楽です。



また、最も薄いワンバイ規格でも19mmの厚みがあるため、小さなものを作るにはちょっと大味な仕上がりになってしまいます。そこで資材の見直しをすることにしました。





目を付けたのが、合板の代表選手・ベニヤ板


合板の表面に薄いラワン材やシナ材などを、両面に貼っているものと、片面のみ貼っているものがあります。

片面シナベニヤでサイズ1,830mm×920mm、9mm厚のものを、1枚1,050円で発見!

今回は「ダストボックスを作ってほしい」と頼まれての建材探しでしたが、コストをあまりかけないという前提での製作をするため、これに決定。



設置場所の採寸をして、必要な板の寸法を割り出し、手持ちの端材を組み合わせることで、2枚のベニヤ板が必要になりました。購入時に指定した寸法でカットしてもらったので、あとは塗装と組み立てです。



水回りで使うので、防腐、防カビの水性ステインを塗りました。







リンレイの床用樹脂ワックス




乾いたらワックスを塗ります。



これで十分です。優秀です。1,000円以下で購入でき、コストパフォーマンスも抜群です。



舶来物のワックスがおしゃれ! という情報も多いのですが、今回塗布する面積も大きく、透明なのでステインの色味を活かせるということで、こちらを採用しました。



ダストボックス作成で受けたリクエスト




・ ダストボックスはコロコロの足をつけて引き出せるタイプ



・ 分別用にボックスは2つ欲しい



・ 天板にモノを置けるようにしたい



・ 収納があればなお可



これらの条件を満たした(つもり)の完成品








板を最大限有効に使うため、板目をすべて揃えることはできませんでしたが、これは「手作りの味です。」ということにしましょう。ということで納品です。







これがDIYの醍醐味。設置場所にぴったりのサイズです。





DIYダストボックス、ハウマッチ?




新規購入したもの

・ ベニヤ板… 1,050円×2

・ カット代… 10円×18

・ 引き出し用取っ手… 280円×3

・ 自在キャスター… 113円×8

合計… 4,024円(税込)



製作に使用した筆者の在庫品

・ 水性ステイン

・ 床用樹脂ワックス

・ 木工用ボンド

・ ビス

・ 釘

・ 端材





余ったベニヤ板も使いました。


端材もたくさん出たので、余ったベニヤ板でこんなものも作りましたよ。







筆者はノートPCに外付けキーボードを繋げて使っています。はっきりいって邪魔ですが、好みのキーの打ち心地には変えられません。



そこでデスクトップPCを使うときや書類仕事のときにキーボードを収納できる台を作ってみました。キーボードをノートPC下の空間に納めるとこんな感じになります。スッキリ!







便利でお安いベニヤ板


ベニヤ板は厚み2.5mmから24mmまで用意されています。



お安くて使いでのあるオススメ資材のベニヤ板で、どんどんDIY経験値をあげて、空間やお金を豊かに使ってみませんか?(執筆者:酒井 菫)



情報提供元: マネーの達人
記事名:「 【マネ達DIY塾】設置場所にぴったりサイズの「ダストボックス」 コスパも抜群のべニア板編