子育て中は何かとお金がかかるものですが、子供が小さいうちにできるだけお金を貯めておくのがポイントのようです。

今回は、0~小学校入学までの間に年間50万円以上貯金したママたちに、出費を抑えるコツについて教えてもらいました。

ぜひ参考にして、節約や貯金に励んでみてくださいね。

高等学校等就学支援金でお金は本当に大丈夫?私立と公立どちらにするか、欄外の「諸費用」から考える

1. 買い物へ行く回数を減らす

子供を連れての買い物は大変でストレスも溜まりますし、毎日のように買い物に行っていると、つい割引商品などをみつけて必要ないものまで購入することも多いようです。

買い物へ行く回数を減らしたことでストレスが緩和され、ガソリン代や時間の節約にもつながります。

子供が小さくお出かけも難しいうちは、夫婦の休みを「買い物デー」にして交遊費も抑えたというツワモノもいました。

まとめ買いするときには消費期限の短いものは少量だけ買って早めに使い、野菜や精肉など冷凍できるものは冷凍して、できるだけ食材を長持ちさせます。

また、冷凍野菜や冷凍食品、缶詰やパウチ食材なども活用するのもポイントのようです。

2. お下がりや古着も活用する

子供の服はすぐに汚れてしまうので、セールなどの安いときに購入するほか、お下がりをもらったりバザーなどで古着を買ったりすると出費を抑えられます。

お下がりや古着などはパジャマや部屋着として使用し、汚れてきたら適当な大きさに切って床や壁を拭き、ゴミ箱に捨ててしまいましょう。

そうすれば、お金も手間も最小限に抑えられます。

子供服が税込300円の「Lynks」

洋服が欲しい人とあげたい人をつなぐ「Lynks」では洋服自体は無料ですが、検品や補修をして欲しい人の元に届けるため、1着につき税込300円の検品料が必要になります。

あとは最大20着まで送料のみで注文できる、リーズナブルな価格で子供服を手に入れられて環境にもやさしいサービスもあるので、検討してみてください。

≪画像元:Lynks

3. オモチャの大量買いはしない

購入するのはレゴやブロックなど、工夫次第で長く遊べるオモチャだけにし、あとは公民館や公園などお金のかからない施設へ出向いて遊んでいたというママも意外といました。

外出するときは水筒の持参が必須で、夏にはお茶とスポーツドリンクの2本持ちをしたり、水筒のほかに凍らせたペットボトルを持参したりするケースが多いようです。

飲料も自動販売機で1本買おうと思えば100~160円ほどするので、3人が水筒を持参すれば300円以上の出費を抑えられることになります。

保育園や幼稚園の年長さんになると、「こどもちゃれんじ」や「ポピー」、「スマイルゼミ」などをはじめる子供たちも多いです。

オモチャを買う代わりに、そういった幼児教育をはじめるのもひとつの方法と言えます。

勉強や付属されているオモチャについてなど子供同士の会話も増えますし、遊びながら学ぶことを覚えるので、学習習慣もつきやすいようです。

おまけ:保育料は「つもり貯金」

話を聞かせてくれたママのなかには、上の子のときには保育料を支払っていたけれど、2019年の幼児教育・保育の無償化により、下の子は保育料が無料というケースもありました。

幼児教育・保育の無償化とは、保育所や幼稚園、認定こども園などを利用する3~5歳すべての子供たちの利用料が無償になる制度のことです。

収入や施設によって異なりますが、本当なら1~3万ほどかかるので、「毎月〇円」と自分で金額を決めて定期やつみたてNISAなどで貯めていくのもおすすめとのことでした。

すべてを試せば月2万円も夢じゃない!

たとえば、今回紹介した3つとおまけすべてを試した場合、いまよりプラスで月2万円ずつの貯金も夢ではありません。

たとえば、買い物の回数を減らして5,000円、子供服は年間平均で5,000円ほどかかるところを古着やお下がりを活用して3,000円節約できれば、これだけで月8,000円。

家族3人で月3回水筒を持参すれば月900円、保育料を1万円つもり貯金すれば1万8,900円の節約になるため、いまより月2万円の貯金も夢ではありません。(執筆者:山内 良子)

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情報提供元: マネーの達人
記事名:「 子育て中に年間50万円以上貯金したママたちに聞きました! 出費を抑える3つの工夫