ビットコイン(BTC)は5月11日に約2ヶ月振りに100万円台を回復したものの、21日に再び100万円を割り込み、足元では96万円台で取引されている。もっとも取引量の多い米ドル建てでは8,900ドル台で取引されている。(コインマーケットキャップより)

一部国内取引所が出している投資家の未決済建て玉情報(5月26日時点)は、95万円と100万円台の売りが先週に引き続き拡大している。

一方、海外の大手仮想通貨取引所ビットフィネックスでは5月26日のショートポジションは6,958枚で、21日以降は一服している。ロング・ショート比率は約78%で、昨年以来ロングポジションが多い状況が継続している。

昨年10月と12月には、ビットフィネックスにおいてショートポジションが1万枚台まで積みあがった直後に買い戻しのような動きが建て玉と価格で観測された。短期的な値動きを追うには、引き続き、国内外の取引所における売りポジションの動向に注目したい。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 ビットコイン、売りポジションが増加【フィスコ・ビットコインニュース】