不動産ブロックチェーンの特許を持つツバイスペースは21日、司法書士法人ライズアクロスが、同社の運営するグローバル基準のブロックチェーン登記システム「レジスターナイト」を利用して、不動産のブロックチェーン権利記録の実務運用を開始したと発表した。

両者は2019年春、ツバイスペースの不動産ブロックチェーン登記システム「レジスターナイト」を利用し、パブリックチェーンとプライベートチェーンを融合したブロックチェーン「ツバイチェーン」に、不動産取引の権利記録を行ったという。その後、該当のパブリックチェーンの価格が急上昇するなど、ブロックチェーン業界において注目されていたとしている。約2年にわたり、日本国内におけるブロックチェーン登記の実務フローを検討・調整していたが、今月より実務運用に入ったと伝えている。

まずは、『不動産売買が成立した日、時間、場所をブロックチェーンに記録することで、ライズアクロス内の社内資料として保管』し、『より確実性の高い、また円滑な不動産取引、不動産権利記録実行の実現を目指す』としている。

ツバイスペースの発表によれば、不動産分野でのブロックチェーン特許は、ツバイスペースが最も先行しているという。同社は司法書士法人と日本でのブロックチェーン登記の実績を増やすことで、早期に日本初のブロックチェーン業界の世界標準の一例にしていきたいとの意向を示している。




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情報提供元: FISCO
記事名:「 ツバイスペースの不動産ブロックチェーン登記、日本国内で司法書士法人が運用開始【フィスコ・ビットコインニュース】