【ブラジル】ボベスパ指数 108376.35 -0.68%
27日のブラジル株式市場は続落。主要株価指数のボベスパ指数は、前営業日比737.81ポイント安(-0.68%)の108376.35で引けた。米長期金利の上昇やドル高が嫌気されたようだ。ボべスパ指数の92の構成銘柄では19が上昇、71が下落、変わらずは2。アルパルガタス(ALPA4)などの下げが目立った。

【ロシア】MICEX指数 1953.46 +1.04%
27日のロシア株式市場は、反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は、前日比20.11ポイント高(+1.04%)の1953.46で引けた。日中の取引レンジは、1904.24−1975.32。自律反発狙いの買いが観測された。ルーブル安が一服したことも好感されたようだ。

【インド】SENSEX指数 57107.52 -0.07%
27日のインド株式市場は弱含み。前日比37.70ポイント安(-0.07%)の57107.52、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数Niftyは、同8.90ポイント安(-0.05%)の17007.40で取引を終えた。30社株価指数SENSEXの構成銘柄では、17が上昇、13が下落、変わらずは0。自律反発狙いの買いが入ったことで一時強含みとなったが、買い一巡後は利食い売りが優勢となり、株価指数は小幅安となった。

【中国本土】上海総合指数 3093.86 1.40%
27日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比42.64ポイント高(+1.40%)の3093.86ポイントと5日ぶりに反発した。

景気テコ入れ策に対する期待感が相場を支える流れ。中国人民銀行(中央銀行)は27日、リバースレポを通じ満期分との差引で1730億人民元を市中供給した。この供給規模は、2月28日以来、約7カ月ぶりの高水準となっている。また、中国国家発展改革委員会・高技術司の張志華・司長は26日の記者会見で、「新インフラ」建設への支援を強化するとともに、社会資本による投資を積極的に呼び込む方針を明らかにした。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は反発、自律反発狙いの買いが観測