*13:45JST ユニリタ Research Memo(5):パートナー企業との協業案件や、地方自治体向け移動体IoTサービスの導入に進展 ■主なトピックス

1. パートナー企業とのコラボレーション案件
ユニリタ<3800>は、パートナーとの協業によるソリューション提供力の強化ならびに販売チャネルの確保にも取り組んでいるが、新たな動きとして、(株)日立ソリューションズがリリースした「インボイス制度対応支援ソリューション」の請求書等の帳票電子化・web配信、紙帳票の郵送代行サービスのひとつに、同社の「まるっと帳票クラウドサービス」が採用されたほか(2023年5月23日リリース)、リコージャパン(株)が提供する、法務支援クラウドサービス「RICOH Contract Workflow Service」のカスタマーサクセスの基盤として、同社が提供するカスタマーサクセスプラットフォーム「Growwwing」が採用されており(2023年5月25日リリース)、これら同社サービスの伸びを後押ししている。

2. 「LMIS」が「ITreview Grid Award」にて最高位を10期連続受賞
アイティクラウド(株)が主催するアワード「ITreview Grid Award 2023 Fall」※の「サービスデスク・インシデント管理」部門において、最高位である「Leader」を受賞するとともに、「ヘルプデスクツール」部門においては、顧客満足度の優れたサービスとして「High Performer」を受賞した。2部門での受賞は2021 Springから10期連続となる(2023年7月19日リリース)。

※ビジネス向けIT製品やクラウドサービスのレビュープラットフォーム「ITreview」では、集まったリアルユーザーのレビューをもとに、顧客満足度や市場での製品認知度の観点から、優れた製品を「Leader」に、顧客満足度の優れた製品を「High Performer」としてそれぞれ表彰している。


3. 地方公共団体向け移動体IoTサービスの進展
同社グループのユニ・トランドが提供する、複数事業者のバス便情報のオープンデータを活用したデジタルサイネージ(映像表示装置)が、岩手県バス協会の「盛岡市バスデータ統合表示システム整備事業」の一環として盛岡市のバスターミナルで採用され、インバウンド旅行者にも優しいデジタルサイネージを実現した。また、バスロケーションシステム(バス現在位置情報検索)が、佐賀県神埼市のコミュニティバスに採用され、バス利用者の利便性向上とバス運行者の運行監視業務の改善を支援している。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田郁夫)

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情報提供元: FISCO
記事名:「 ユニリタ Research Memo(5):パートナー企業との協業案件や、地方自治体向け移動体IoTサービスの導入に進展