鎌倉新書<6184>は24日、神奈川県藤沢市より「AIチャットボット」の導入委託事業を受託したことを発表。同社は、この取組みへの参画を通し、同市の市民サービスの向上及び職員の事務負担軽減を図ることに貢献する。

現在、藤沢市では、様々な経路で多数の問い合わせを受けているため、問い合わせに対応する職員の事務負担が大きいとともに、市民にとっても分かりづらいことが課題となっている。同市では、DXの一環でオンラインの問い合わせ対応を強化すべく「AI チャットボット」を導入することとなった。

同社は、全国250超の自治体と提携(2023年1月時点)し、住民の終活に関する悩みを解決することで、明るく前向きな社会を実現することを目指している。

今回の藤沢市との取組みにおいては、おくやみハンドブック制作で培った「住民が必要としている情報を整理し、わかりやすく伝える」という知見を活かし、一般的な問い合わせの回答だけでなく、おくやみ・終活の回答を充実させたチャットボットの構築を通して、同市に協力する。

同社は、今後もおくやみ・終活関連の質問を含む多くの回答を追加し、さらなる機能向上に努め、同市の業務負荷を軽減すると共に住民サービスの満足度向上に貢献する。

<NS>
情報提供元: FISCO
記事名:「 鎌倉新書---神奈川県藤沢市の自治体DXに参画