イー・ガーディアン<6050>は7日、2022年9月期連結決算を発表した。売上高が前期比18.3%増の117.52億円、営業利益が同15.4%増の22.72億円、経常利益が同13.4%増の23.14億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同55.5%増の16.89億円となった。

ソーシャルサポートの売上高は前年同期比27.0%増の67.07億円となった。新型コロナウイルスの影響によるリモートワークの増加や外出自粛によって、インターネットサービスは需要が増えたもの、減少したもの等大小様々な影響が出ている。その中で、メタバースプロダクト研究開発及び導入支援を手掛けるMetafrontierと連携を開始し、メタバース・NFT事業の支援を強化した。

ゲームサポートの売上高は同3.3%減の20.82億円となった。海外案件獲得を目的に、プロモーションに特化したURAWAZAと提携し、国内ゲーム会社の海外進出及び海外ゲーム会社の日本進出をサポートする体制を整備した。また、今後マーケットの拡大が期待されているNFTゲームに関連する運営サポート、セキュリティ、デバッグを包括的に行うNFTゲームサポートの提供を開始した。

アド・プロセスの売上高は同25.2%増の14.20億円となった。CARTA HOLDINGSとの合弁会社であるビズテーラー・パートナーズとの連携を強化し、新規顧客開拓に注力した。 加えて、一般社団法人日本インタラクティブ広告協会より2022年春期のインターネット広告の表示審査業務を受託、実施した。

サイバーセキュリティの売上高は同3.2%増の6.63億円となった。100万サイトを超える導入実績がある国内利用サイト数1位のソフトウェア型WAFにおいて、ホスティング・クラウド事業者向け月額ライセンスの累計契約数が1,000件を突破した。 また、多様なウェブサイトのセキュリティ対策をサポートするべく、新たにクラウド型WAFを提供開始した。

その他の売上高は同22.2%増の8.78億円となった。主にハードウェアに対するデバッグ業務を提供している。EGテスティングサービスが、2021年12月に開設した八王子テストセンターを中心に、多面的機能テストの需要への対応を進めてきた。

2023年9月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比9.5%増の128.70億円、営業利益が同8.2%増の24.60億円、経常利益が同8.5%増の25.10億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同1.2%増の17.10億円を見込んでいる。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 イー・ガーディアン---22年9月期2ケタ増収増益、高品質かつ高効率のセキュリティワンストップサービスを提供