ファンペップ<4881>は20日、EPS創薬と、中国での医薬品事業に関する協業に向けた検討を開始することに合意したことを発表。

今後、中国における医薬品市場の更なる拡大が予想されるなか、EPSグループは、主に日本におけるCRO及びSMO事業を中核事業としており、医薬品の臨床開発における豊富な経験とノウハウを有している。2001年より中国にも進出し、中国国内におけるCROの先駆者としての一定の地位を獲得し、豊富な開発経験を有している。更に2021年よりEPS創薬を立ち上げ、中国における創薬ビジネスにも本格的に着手してきた。

同社は、大阪大学大学院医学系研究科との連携のもとでペプチド医薬品の研究開発を進めている。皮膚潰瘍治療薬「SR-0379」に加え、同社が強みを持つ創薬プラットフォーム技術によって新しいモダリティである抗体誘導ペプチドの開発品を創生して研究開発パイプラインを構築し、各開発品について世界市場を視野に入れた医薬品開発を行っている。

このような状況のもと、両社で、同社が有する有望な抗体誘導ペプチドや機能性ペプチドの中国での共同開発の協議検討を開始した。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 ファンペップ---EPS創薬との中国事業の協業検討について合意