パイプドHD<3919>は12日、子会社のVOTE FORが、茗溪学園中学校高等学校の生徒会選挙において、インターネット投票システムを提供すると発表。つくば市並びに筑波大学都市計測実験室と協力し提供する。
つくば市では、「つくばスーパーサイエンスシティ構想」の中で公職選挙におけるインターネット投票の導入を目指している。
若年層の政治参加を促すため、学校教育においても積極的な活用を目指し、今回、茗溪学園と共同し、今年度の生徒会選挙にインターネット投票の仕組みを導入する。
また、筑波大学都市計測実験室では、Society5.0を主軸とする地方創生や都市計画研究を展開しており、若い世代のまちづくり関与が地域活性化に不可欠だと位置づけインターネット投票に関する研究を進めている。
同社は、2018年から2020年にかけて、つくば市が開催する「つくばSociety5.0社会実装トライアル支援事業」にインターネット投票システムを提供し、マイナンバーカードや顔認証システム、ブロックチェーン技術の活用などの実証を重ねつつ、つくば市におけるインターネット投票の推進を支援しており、今回の取り組みもその一環となる。


<ST>
情報提供元: FISCO
記事名:「 パイプドHD---茗溪学園の生徒会選挙にインターネット投票システムを提供