ピクスタ<3416>は13日、2021年12月期第2四半期(21年1月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比8.2%増の13.61億円、営業利益が同1,593.8%増の0.89億円、経常利益が0.77億円(前年同期は0.07億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益が0.53億円(同1.36億円の損失)となった。

PIXTA事業の売上高は前年同期比4.4%増の12.34億円、うち定額制売上高は同11.8%増の5.78億円となった。セグメント利益は同30.6%増の4.25億円となった。定額制の月間購入者数累計は、昨年実施した定額制のリニューアル・月3点プランの追加が好調となり、53,600人(前年同期比29.8%増)となり、過去最高となった。また単品の月間購入者数累計は、77,474人(同5.7%増)となった。

fotowa事業の売上高は前年同期比79.9%増の0.51億円となった。セグメント損失は、広告宣伝費の増加により1.01億円(前年同期は0.78億円の損失)となった。感染症の影響により都市部では緊急事態宣言の発出があったものの、室内撮影のニューボーンフォトは堅調に推移し、またお宮参りなどの撮影ジャンルも好調で、累計撮影件数が7,506件(同86.8%増)となった。

Snapmart事業の売上高は前年同期比53.0%増の0.69億円となった。セグメント利益は0.04億円(前年同期は0.09億円の損失)となった。オンデマンド撮影は、第1四半期に引き続き感染症拡大のなかでも需要が堅調な食品や美容品等のジャンルを中心に撮影が増加し、累計売上件数が98件(前年同期比92.2%増)となった。またマーケットプレイスは、月間購入者数累計は、5,319人(同27.1%増)と成長した。

2021年12月通期の業績予想について、売上高が前期比5.9%増の27.80億円、営業利益が同59.4%減の0.15億円、経常利益が同95.6%減の0.01億円、親会社株主に帰属する当期純利益は0.00億円とする期初計画を据え置いている。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 ピクスタ---2Q増収・利益改善、全てのセグメントで売上高が増加