SBテクノロジー<4726>の子会社サイバートラストは1日、「iTrust本人確認サービス」のオプションとして、新たに券面情報検証サービスAPIを開発し、サービス事業者向けに提供を開始したと発表した。これにあわせ、「iTrust本人確認サービスJPKIライブラリ」の名称を「iTrust本人確認サービスeKYCライブラリ」に変更した。

「iTrust本人確認サービス」は、マイナンバーカードに格納されている公的個人認証の電子証明書や運転免許証などに格納されているICチップからの本人確認情報の読み取りにより、犯罪収益移転防止法などで求められる本人確認のデジタル完結を支援するクラウドサービス。銀行口座開設、住宅ローン契約、クレジットカード申し込み、携帯電話契約などに幅広く活用できる。

従来、券面情報の署名検証は、券面情報を読み出す際に eKYC ライブラリ自体が行ってきたが、今回開発した「券面情報検証サービスAPI」を利用することで、サービス事業者が提供するシステム上から署名検証のリクエストし真贋判定することが可能となった。




<ST>

情報提供元: FISCO
記事名:「 SBテクノロジー---iTrust本人確認サービスを拡充、犯収法に対応した券面情報の真贋判定をAPIで実現