アセンテック<3565>は11日、2020年1月期第3四半期(19年2月-10月)決算を発表した。売上高が前年同期比11.9%増の47.30億円、営業利益が同20.9%増の3.83億円、経常利益が同17.3%増の3.78億円、四半期純利益が同17.4%増の2.60億円となった。

事業戦略の一つである「自社製品の開発と展開」において、Atrustと協同開発した「リモートPCアレイ200」や「リモートPCアレイ50」等の新製品販売が堅調に推移した。また、自社製品のソフトウエア型シンクライアント「Resalio Lynx」(レサリオリンクス)に搭載している機能について、特許を取得した。さらに、もう一つの事業戦略である「継続収入ビジネスの拡大」においては、サブスクリプション型に完全移行した自社製品「Resalio Lynx」や自営保守サービス等の継続収入ビジネスの増加が続いている。

売上高については、仮想デスクトップビジネスの事業領域で、テレワークの導入及びサイバーセキュリティ対策需要の増加に伴い、売上高が堅調に推移した。また、仮想インフラ及びストレージの事業領域でも、ITインフラの受注やリモート PCアレイ製品の拡販が進み、売上高が堅調に推移した。

2020年1月期通期の業績予想については、売上高が前期比8.6%増の59.25億円、営業利益が同20.7%増の4.55億円、経常利益が同17.5%増の4.48億円、当期純利益が同16.6%増の3.10億円とする8月21日に上方修正した業績予想を据え置いている。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 アセンテック---3Qは2ケタ増収増益、新製品の拡販やITインフラの受注が寄与