ナノキャリア<4571>は20日、Orient Europharma Co.,Ltd.(OEP社)とNC-6004の頭頸部がんを対象としたアジア・欧米地域の免疫チェックポイント阻害剤を併用した新しいアプローチによる共同開発についてライセンス契約を締結した。

両社が共同で実施する臨床開発は、欧米・アジア地域(日本を除く)における国際共同治験となる。本治験は、NC-6004と免疫チェックポイント阻害剤のキイトルーダとの併用によるPhase 1及びPhase 2 試験を実施。同社によれば、近年の世界的な抗がん剤の研究開発状況を分析したところ、免疫チェックポイント阻害剤とシスプラチンの併用による有効性が多く報告されており、開発の成功確度やスピード、市場性等から本試験の実施を決定したとしている。現在、欧米・アジア地域で2018年度内のIND申請を目指し、両社で準備を進めている。

本契約に伴い、同社は欧米地域の開発権をOEP社にライセンスし、その対価として開発マイルストン総額800万USドルを受領。また、Phase 1及びPhase 2 試験終了後の、共同ライセンス活動実施権も付与している。第3者へのライセンスによる将来的な収益総額については、総額100億円以上の契約収入が見込まれる。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 ナノキャリア---台湾のOEP社とキイトルーダとの併用によるNC-6004の国際共同治験に関するライセンス契約締結