TOKAIホールディングス<3167>は20日、同社の持分法適用関連会社である東京ベイネットワークの株式を追加取得し、連結子会社化したと発表。

東京ベイネットワークは、東京オリンピック・パラリンピックの競技場、選手村等の建設を契機として再整備、活性化が見込まれる東京都江東区及び中央区を提供エリアとするケーブルテレビ事業者である。多チャンネル放送、高速インターネット接続、固定電話を中心として、25万件の顧客にサービスを提供している。連結子会社化により、同社グループにおけるケーブルテレビ事業の顧客数は、73 万件から98 万件へと34%増加した。

営業エリア及び顧客基盤の拡大を果たし、互いのノウハウを活かしてシナジーを最大化することで、CATV事業の業容拡大による企業価値の向上を目指す。

同社が平成29年5月9日付で発表した2020年度を最終年度とする中期経営計画「Innovation Plan 2020“JUMP”」の成長戦略の柱の一つである総額1,000 億円のM&A投資計画の第一弾とのことで、今後も積極的にM&Aやアライアンス投資を展開し、ガス・CATV・情報通信といったグループにおける中核事業の収益基盤拡大に取り組んでいく考え。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 TOKAIホールディングス---東京ベイネットワークを連結子会社化