*03:45JST NY外為:ユーロ戻り鈍い、ECB高官のハト派姿勢で NY外為市場ではユーロ買いが一服した。戻り高値から欧州中央銀行(ECB)高官のハト派発言を受けた売りに押された。ドイツ10-12月期の国内総生産(GDP)がマイナス成長となったものの前期分が上方修正され2四半期連続マイナスを免れたため一時ユーロ買いが強まった。その後、ドイツ連銀のナーゲル総裁が「インフレは正しい方向に向かっている」としたほか、カザーク・ラトビア中銀総裁が「ECB、年内に利下げする可能性が最も大きい」と言及。また、ブィチッチ・クロアチア中銀総裁もECBが利下げへの円滑な移行を目指しているとした。

ユーロ・ドルは1.0857ドルの高値から1.0828ドルまで反落後、戻りが鈍い。ユーロ・円は160円34銭まで上昇後、160円12銭で伸び悩んだ。ユーロ・ポンドは0.8567ポンドの高値から0.8547ポンドまで反落。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY外為:ユーロ戻り鈍い、ECB高官のハト派姿勢で