*05:08JST 11月21日のNY為替概況 21日のニューヨーク外為市場でドル・円は147円35銭へ弱含んだのち、148円60銭へ上昇し、引けた。

米10月シカゴ連銀全米活動指数が予想外に3カ月連続のマイナスとなったほか、米10月中古住宅販売件数が予想以上に9月から減少し13年ぶり低水準になり、ドル売りが続いた。そののち、連邦準備制度理事会(FRB)の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨公表を控えてドルのショートカバーが強まった。さらに、議事要旨ではインフレの改善が不十分であれば追加引き締めが適切となると言及し、利上げ終了の思惑や来年の利下げ観測が弱まりドル買いが一段と強まった。

ユーロ・ドルは1.0961ドルから1.0900ドルまで下落し、引けた。

ユーロ・円は161円44銭から162円00銭まで上昇。

ポンド・ドルは1.2559ドルまで上昇後、1.2518ドルまで下落した。

ドル・スイスは0.8820フランまで下落後、0.8849フランまで上昇した。


【経済指標】
・米・10月シカゴ連銀全米活動指数:‐0.49(予想:0.00、9月:-0.02%←0.02)
・米・11月フィラデルフィア連銀非製造業活動:-11.0(10月‐20.3)
・米・10月中古住宅販売件数:379万戸(予想:390戸、9月:395万戸←396万戸)



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情報提供元: FISCO
記事名:「 11月21日のNY為替概況